時計のコンシェルジュが本気で欲しい名品ウオッチについて語る

装飾性の高い嗜好品は数多くあれど、時計ほど種類が豊富なものもない。選ぶ側からすると選択肢が多いのは嬉しいが、逆にそれが迷いの種となってしまうこともある。そこで“餅は餅屋”ということで、毎日のように高級時計に接している専門店のスタッフに“自腹を切ってでも欲しい時計”を聞いてみることに。西日本随一の規模を誇る正規時計販売店oomiyaグループ(心斎橋店、京都店、和歌山本店、鹿児島店)の店員に取材した内容をお送りする。ぜひ、プロの意見に耳を傾けてほしい。

その1.ロジェ・デュブイ「エクスカリバー ウラカン ジャパンリミテッド」

Ref.RDDBEX0803 616万円/自動巻き(自社製Cal.RD630 オートマティック 12° バランス)。チタンケース(ベゼル部ブラックDLC加工、シースルーバック)。アルカンターラ+ラバーストラップ。直径45mm。5気圧防水。日本限定88本

「圧倒的な存在感とこだわりを感じる」

oomiya 心斎橋店/坂本弘樹さん

大阪を代表する繁華街、心斎橋にあるoomiya 心斎橋店。この有名店に勤務する名物スタッフの坂本さんは、内部機構にも精通しており、ロジェ・デュブイの凄さを熱く語る。「これまでに多くのスケルトンウオッチを見てきましたが、その先駆けといえるロジェ・デュブイの仕上げは自画自賛も納得の美しさです。とくに2019年新作のエクスカリバー ウラカンは、ディテールの凝った作り込みが秀逸。着用したときの見栄えまでを考慮した12°傾けたテンプは、その際たるものでしょう。カレンダーのデザインもランボルギーニ ウラカンのインパネにヒントを得たものとするなど、随所にウラカン譲りの意匠を取り込んでいることにも興味をそそられます」

 

その2.パネライ「ルミノール 8デイズ GMT」

Ref.PAM00233 150万7000円/手巻き(自社製Cal.P.2002)。毎時2万8800振動。192時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース(シースルーバック)。アリゲーターストラップ。直径44mm。10気圧防水

「どの角度から見てもパネライとわかる個性的なフォルムが好き」

oomiya 京都店/菊池 猛さん

京都駅から京都御所へと向かう烏丸通り沿いに立地するoomiya 京都店。同店の販売スタッフ、菊池さんがいまもっとも欲しいと語るのがパネライで、ユニークなデザインに惹かれていると語る。「防水性や視認性が考慮されたフォルムで、非常に個性の強いデザインです。そのスタイルは好みが分かれるところかもしれませんが、腕に着けると意外と収まりがよく、試着で気に入ってくださるお客様も多いですね」

「たとえば、こうやってサイドだけが見えるようにしたとしても、“パネライ”とわかる方は多い。それだけ浸透したケースフォルムで、オリジナリティが感じられます。デザインもヒストリーも語れる時計というのは、実はそれほど多くありません。もちろん時計として完成されているからこそ、次に購入しようと検討中なのです」

 

その3.ブライトリング「プレミエ B01 クロノグラフ 42」

Ref.A007G-1WAA 95万7000円/自動巻き(自社製Cal.B01)。毎時2万8800振動。70時間以上パワーリザーブ。ステンレススチールケース(シースルーバック)。クロコダイルストラップ。直径42mm。100m防水

「ブライトリングに新たに加わったドレッシーな選択」

oomiya 和歌山本店/藤井永基さん

総売場面積は250坪という2フロアの大型郊外店であるoomiya 和歌山本店のスタッフ、藤井さんが気になっているというのが、新生ブライトリングを象徴するモデルだ。「プレミエ B01 クロノグラフ 42は、ブライトリングらしい“プロのための計器”からは離れたドレッシーなデザインが特徴です。42mmという実用的なサイズも評価でき、まるで以前からユーザーであったかのような錯覚を起こさせるくらい、すんなりと受け入れられることでしょう。どんなファッションにも合わせやすいので、いま一番欲しいモデルです」

 

その4.シャネル「J12」

Ref.H5700 69万5750円/自動巻き(Cal.12.1)。毎時2万8800振動。約70時間パワーリザーブ。高耐性セラミック+ステンレススチールケース(シースルーバック)&ブレスレット。直径38mm。200m防水

「さらに魅力を増したセラミックウオッチのアイコン“J12”」

oomiya 鹿児島店/東 昌徹さん

2015年にグランドオープンしたoomiya 鹿児島店。スタッフの東さんは、学生のときに本格的な時計に惹かれ、入社前にも何度か同店へ足を運んでいたそうだ。そんな時計通の東さんはシャネルをセレクト。「シャネルのシンボルといえばJ12。2019年に20周年を迎えました。傷がつきにくいセラミックウオッチのメリットを身をもって体験(他のJ12を所有)していますし、そのブランド力やファッション性も満足感が高い。COSC認定クロノメーターの高精度な新型ムーブメントの搭載、外装パーツの細部のブラッシュアップ、そしてメーカー保証が5年へと延長されるなど、至れり尽くせりです。今度はホワイトのJ12は欲しいです!!」

 

気さくな4人が勤務するoomiya各店の情報は、オフィシャルサイト(https://www.jw-oomiya.co.jp/)にて。

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