【ブライトリング】や【パネライ】に注目!! 腕元を彩るダイバーズウオッチの最新事情を正規時計店のリーダーが語る vol.2
夏本番に入り、腕時計がもっとも注目を浴びる季節が来た。そこで、このシーズンにぴったりなダイバーズウオッチについて、大阪(心斎橋)・京都・和歌山・鹿児島・仙台に出店している正規時計店【oomiya】を取材し、最新のダイバーズ事情について話しをうかがった。
第2回目の本記事では、oomiya 京都店の岡本さんへのインタビュー内容をお届けする。
<oomiya 京都店> 岡本 店長
バンド交換で広がる時計の魅力をもっと多くの方に伝えたい
(岡本さん)「プールでも使えますか? と、ご質問されるお客様がいらっしゃるなど、ダイバーズウオッチはアクティブな方に選ばれている傾向があります。時間を確認しやすく、水中でも使えるダイバーズは、安心感のある腕時計としてご提案しやすいジャンルです」
―― ダイバーズにおける、顕著なトレンドを教えてください。
「付け替え用ストラップを購入される方が増えており、スーツをお召しになる仕事中はブレスレットで、休日はラバーストラップに替えて着用されるなど、バンド交換によるカスタマイズを楽しまれていらっしゃいます。交換するだけで意外と印象は異なるものになりますので、ダイバーズ以外でも進んでご提案しています」
―― その代表的なブランドやモデルはありますか?
「ブライトリングは、以前からストラップの素材やカラーのバリエーションを豊富に用意しているブランドのひとつといえます。この特徴を生かしやすい一本が、スーパーオーシャン ヘリテージ B01 クロノグラフ 44です。流行のヴィンテージ調の見た目で、クロノグラフで人気の“パンダデザイン”を採用しています。自社ムーブメントを搭載しており、性能もクオリティもハイレベルです」
―― セラミック製のベゼルを備えており、実に上品ですね
「このモデルはメッシュパターンのラバーストラップと、ミラネーゼタイプのステンレススチールブレスレットが選択できます。見た目が爽やかなラバーは、しなやかで良好なフィット感を実現していますし、お手入れも簡単です。一方のブレスレットは、バックルの位置で長さを調整できる機能が付いており、ご自身でジャストな位置に設定できます。こうした隠れた実用性もブライトリングの魅力といえますね」
―― ダイバーズとクロノグラフの融合は、“一本で二度おいしい”といえそうです。
「両方とも人気ジャンルのため、各ブランドから多彩なコレクションが生まれています。また、ダイバーズよりも控えめなマリンスタイルのモデルも好評です。 IWCのポルトギーゼ・ヨットクラブ・クロノグラフはその代表格といえるでしょう。これまでのポルトギーゼに比べて2倍の防水スペックを備え、水辺の使用でも安心です。ポルトギーゼが持つ優雅なクラシックデザインを生かしつつ、スポーティさをプラスしています」
―― こちらもバリエーションが豊かです。どのカラーが人気ですか?
「ポルトギーゼは、航海用計器に匹敵する高い精度を持つ腕時計として誕生しました。そのイメージにぴったりなブルーダイアルが人気です。昨年のリニューアルでシリーズ初のブレスレットモデルが誕生したことで選択肢が増えて、ビジネスウオッチとしてもご提案しやすくなりました。スマートなマリンウオッチです」
ゴールドが放つ圧倒的な個性を、理想的なサイズで楽しめます
「oomiya 京都店では、あらゆるシーンにマッチするダイバーズを揃えているのはもちろん、もっとインパクトが強いダイバーズもご用意しています。とくにパネライにはそうした個性派が揃っています」
―― 注目しているモデルはありますか?
「近年、パネライはケース素材を独自に開発し、技術力やオリジナリティをアピールしています。そうした中で生まれたゴールドテック™は、ゴールドならではのエレガントな佇まいと、変色防止を含めた耐久性を両立している特殊貴金属です。煌めきの中にも奥深さがあることで、派手すぎないカラーになっています」
―― “黒金”も、時計界のトレンドのひとつになっています。
「文字盤やセラミックベゼルのブラックとの組み合わせも、赤みを帯びた美しいゴールドの魅力を引き立てています。そして重要なのが、腕が細めでも扱いやすい42mmのサイズです。パネライといえば“デカ厚”で人気を博すブランドですが、小振りなケースが欲しいとの要望に応えるかたちで42mmや40mm以下のサイズも増えています。当然ながらパネライらしさをそのまま引き継いでいる点も見逃せません」
―― それぞれキャラクターの異なるダイバーズを紹介いただきました。いずれもインスタ映えしそうです。
「oomiyaでは店舗ごとにInstagramなどのSNSアカウントを所有し、新作時計や入荷したモデルを紹介しています。投稿はほぼ毎日行っており、ご好評いただいております。また、LINE公式アカウントもスタートしており、メッセージ配信のほか、チャットでの質問や在庫の問い合わせにご活用いただいています」
―― 新しい時代の時計を知っていただく方法ですね。 SNSへの投稿がきっかけで、購入された方のエピソードを教えてください。
「Instagramでブライトリングのスーパーオーシャン オートマチックをペアで紹介しました。この投稿を見られたご夫婦が大変気に入ってくださり、結婚記念日のアイテムとしてご購入いただいたことがありました。それぞれをプレゼント包装して、ご納品させていただきました。お互いに贈り合うかたちで交換されたそうです。そのような大切な日のお祝いをサポートさせていただき光栄でした」
「LINEは慣れていらっしゃる方も多いようで、年齢を問わずご利用いただいております。気になる時計が紹介されているサイトのURLや画像をお送りいただくこともできますので、モデルの確認もスムーズに行えます。メールよりも気軽に使えるツールだと思います。どうぞご利用ください」
<取材協力>
oomiya 京都店
TEL:075-229-6689
住所:京都府京都市中京区七観音町623
営業:11:00~19:30
定休日:水曜
取り扱いブランドは、オフィシャルサイト(https://www.jw-oomiya.co.jp/)に掲載。
※新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、休業日や営業時間の変更、一時休業などを行っている可能性があります。
※スタッフは接客時、感染症予防のためマスクを着用しています。
Text/WATCHNAVI編集部