スイス・ジュネーブ発の独立系時計ブランド【レイモンド・ウェイル】のリーダーにインタビュー

クオーツ時計が世界を席巻していた1976年、スイス時計本来の魅力を伝えるべくジュネーブで創業した【レイモンド・ウェイル(RAYMOND WEIL)】は、独立系ブランドのポジションを堅持しながらコストパフォーマンスに優れる製品作りで定評がある。今回、同社CEOのエリー・ベルンハイム氏が来日。ブランドの魅力やニューモデルについて話しをうかがった。


レイモンド・ウェイルCEO エリー・ベルンハイム氏
創業者レイモンド・ウェイルの義理の息子、オリヴィエ・ベルンハイムから経営を受け継いだ3代目。音楽への情熱を持つブランドに相応しく、熱心な音楽愛好家でもある。

 

「フリーランサー初の40mmを用意しました」

 

(エリー・ベルンハイム氏)「私たちには家族経営の独立企業という強みがあります。パンデミックは世界に様々な影響をもたらしましたが、やむなく休業していた店舗があった以外、製造面などで当社の不利益は生じませんでした。こうした危機への迅速な対応と意思決定、サプライヤーとの信頼関係に、私たちの強みが生きているのです」

―― 新作の特徴を教えてください。

「世界的にはフリーランサーが好調ですが、日本を含むアジアではマエストロの人気が高い。そこで、フリーランサーの裾野を広げる目的で、初めて40mmサイズのモデルを出すことにしたのです」


(左から)「フリーランサー GMT」 Ref.2761-STC-50001 41万8000円/「フリーランサー ワールドタイム」 Ref.2765-SBC-52001 46万2000円/「フリーランサー ワールドタイム」 Ref.2765-BKC-20001 46万2000円

 

―― 新しいマルチタイムモデル3型は、キャリバーは同一でもデザインが異なる理由とは?

「ブルーはGMT表示搭載モデル、グリーンとグレーはワールドタイムモデルです。同じ機能のカラーバリエーションの展開という話も出ましたが、それぞれに世界観があった方が面白いだろうということになりました。グリーンにはブロンズを合わせてヴィンテージ調に。ブルーは都会的な雰囲気。ブラックはよりコンテンポラリーなデザインとなっており、その世界観にマッチした機能を合わせています」

―― レイモンド・ウェイルといえば音楽界とのコラボレーションウオッチがイメージされます。2023年の登場も期待できますか?

「もちろん、計画は進んでいます。ビッグネームとの新作コラボレーションが控えているので、ぜひそちらもご期待ください」

 

モデルごとに異なる世界観を構築した意欲作


レイモンド・ウェイル「フリーランサー ワールドタイム」 Ref.2765-SBC-52001 46万2000円

これまで42mm径で展開されてきたフリーランサーに、新たに加わったのが40mm径サイズの3型。写真のグリーンとブラックがワールドタイムモデルで、ブルーがGMTモデルとなっている。搭載キャリバーは、ムーブメント専門会社セリタと共同開発した専用仕様で、3型とも共通。ケースはステンレススチールをベースに、グリーンの本機はブロンズ製ベゼルとリューズを備える。グラデーション文字盤も個性的。

スペック:自動巻き(Cal.RW3230)、毎時2万8800振動、50時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース(シースルーバック)、カーフストラップ、サファイアクリスタル風防。直径40mm、厚さ9.7mm。10気圧防水。

 

問い合わせ先:GMインターナショナル TEL.03-5828-9080 https://raymond-weil.jp ※価格はすべて記事公開時点の税込価格です。