フィールドを拡大し、あらゆる分野での認知度を高めた「1999年」のG-SHOCKを振り返る

1999年といえば、欧州のユーロ圏における共通の経済通貨「ユーロ」(電子的決済通貨で、現金通貨は2002年に導入)が誕生した年である。この年、G-SHOCKは上位機種にあたるマスターオブGシリーズから、方角を1°単位で計測できる電子方位計搭載の「ウェイドマン」や、心拍センサー付きのトライアスロン用モデル「ラングマン」が登場するなど、適応フィールドを広げた。また、親和性が高いスポーツの大会にフィーチャーしたスペシャルモデルも数多く輩出。世界的にもG-SOCKの名が知れ渡るきっかけになった、「1999年」をプレイバックする。※価格は発売当時の税抜価格。

 

電子コンパス機能を持った「ウェイドマン」

DW-9800J-1A 2万4000円/方位磁石と温度計測の機能をW搭載した「ウェイドマン」。4月発売

心拍センサーを搭載した「ラングマン」

(左)DWG-100J-1 2万1000円/トライアスロン向けに開発された、心拍数が計測可能な「ラングマン」。10月発売。(右)DWG-100J-9 2万1000円/ケースと液晶にゴールドカラーを使った「ラングマン」のバリエーション。10月発売

 

スポーツイベントを盛り上げた特別コラボモデル

DWX-110PS-1T 1万7000円/サーフィン大会「’99トリプルクラウン」オフィシャルモデル。数々の過激なスポーツシーンを演出し、進化し続けてきた「X-tream G-LIDE(エクストリーム Gライド)」がベース。5月発売

 

MRG-1001V-4A 6万2000円/MR-Gをベースモデルに、ヨット用にスペックを追求した「TACTICIAN(タクティシャン)」。世界最高峰のヨットレース「アメリカズカップ」に挑戦する日本艇「Nippon Challenge America’s Cup 2000」のオフィシャルモデル。3月発売

 

AW-500D-4ET 1万8000円/ガラパゴス諸島の生物の進化と多様性を研究する機関、「ダーウィン研究所」とのタイアップモデル。2月発売