【SIHH2018速報】文字盤を舞台に壮大なる宇宙の美しさを描き出すヴァン クリーフ&アーペルの技術成果

ジュエラーとしての視点から、腕時計というキャンバスで詩的表現を続けているヴァン クリーフ&アーペルは、2018年の国際高級時計展(SIHH)でも審美性の高いコンプリケーションウオッチを発表。メンズウオッチからは、2つのジャンピングアワーを持つデュアルタイムウオッチに新型が登場しました。

 

ミッドナイト ユール ディシ エ ユール ダイヨール ウォッチ

すでにピエール アーペルから展開されているユール ディシ エ ユール ダイヨール ウォッチが、2018年はいわゆる腕時計らしいラグを持つ直径42mmのケースをまとい、「ミッドナイト ユール ディシ エ ユール ダイヨール ウォッチ」として発表されました。

分表示はレトログラード式で、扇型ダイアルの始点と終点にある小窓がジャンピングアワーになっています。これで異なる2つの時間帯の時刻を表示します。

「遠く離れた場所でも、時間は同じように流れている」と、そんな当たり前のこともヴァン クリーフ&アーペルのウオッチメイキングでは、情感たっぷりに表現されるのです。

 

ポエティック アストロノミー

壮大なる宇宙も、ヴァン クリーフ&アーペルがかける“時の魔法”によって美しく再構築されます。

2014年にメンズウオッチとして登場した天文時計が、2018年は直径38mmとなって登場します。「レディ アーペル プラネタリウム ウォッチ」は、ピンクゴールドでできた太陽を中心に、ピンクマザー オブ パールでできた水星、エナメル製の金星、ターコイズ製の地球とそれを周回するダイヤモンドの月を文字盤に有しています。

ムーブメントをクリスチャン・ヴァン・ダー・クラウと共同開発しており、現実さながらの動きが文字盤で楽しめます。時刻表示は、文字盤外周にあるホワイトゴールド製の流れ星。その輝きのひとつが示す場所から時間と分を読むことができます。

「ミッドナイト ゾディアック リュミヌー ウォッチ」は、前年に発表された「ピエゾ効果」を応用した非電池式の発光システムを持つモデルの続編となります。時計左下にあるボタンを押し込むと、内部装置が起動して発電を開始。その微弱な電力を使って内部に組み込まれたLEDライトを発光させる仕組みとなっています。新作では、黄道十二宮にちなんだ12本のバリエーションがあり、それぞれのモチーフが文字盤に描かれます。