【腕時計ブランドの教科書 タグ・ホイヤー】常識を打ち破る開発で時計界のマスターピースを連発(TAG HEUER)
堅実さと大胆さを合わせ持つ名門
タグ・ホイヤーは1860年からの歴史において、早くから革新的な時計の開発に着手し、それを実現してきた。1887年には現在のクロノグラフの基礎にもなっている「振動ピニオン」で特許を取得。1916年には世界で初めて1/100秒計測が可能な「マイクログラフ」などを開発し、当初から精密計測と高精度時計の分野で比類なき実力を発揮してきた名門。
こうした高精度時計製造の実績を活かし、オリンピックやF1 、インディカーレースの公式計時も務めてきた。現行の定番ラインは、多くのF1ドライバーに愛用された「カレラ」や「モナコ」、本格ダイバーズの「アクアレーサー」など、多彩に展開。ここ数年は、機械式腕時計の極限に挑む5/10000秒クロノグラフなど革新機構を開発。2016年には、トゥールビヨンを搭載しながら驚異的なコストパフォーマンスを実現した「ホイヤー02T」、2017年にはコネクテッド第二弾となる「タグ・ホイヤー コネクテッド モジュラー45」を発表した。
タグ・ホイヤーだけが実現した、究極の〝手の届く贅沢〞第二弾
クロノやトゥールビヨンを搭載したハイコンプリながら、驚異的な価格設定を実現。昨年、話題をさらったモデルの最新作。ケースには航空機などにも使用されるカーボンマトリックスコンポジットやチタンを採用。自動巻き。
1933年にダッシュボード用計器として誕生。60年代に自動巻き腕時計として人気を博したモデルが、2017年に待望の復活。ムーブには新自社製キャリバー、ホイヤー 02を搭載。自動巻き。SSケース。
ブラックスケルトンダイアルから、クロノグラフ制御装置などの動きが見られる。傑作ムーブとして名高いCal.1887をベースにスケルトン化した、自社製キャリバー ホイヤー01搭載。12の異なるパーツで構成されるモジュール式ケースも新設計されている。ケース径45㎜。自動巻き。100m防水。SSケース。
キャリバー ホイヤー01搭載モデルの充実化を図る同社が、2016年秋に発表したモデル。スケルトン仕様ではない精悍なブラックダイアルに、セラミックベゼルの組み合わせが、落ち着きを漂わせたエレガントなイメージだ。100m防水。SSケース。
【タグ・ホイヤーの新作時計2018】
カレラ誕生55周年を記念した、GMT付きのホイヤー02
自社製Cal.ホイヤー02にGMT機能を加えてアップデート。初代カレラのデザインコードとDNAを受け継いだ、3・6・9時位置の横3つ目ダイアルが特徴的だ。第2時間帯は赤いGMT針とベゼルの24時間表示で読み取る。
ブルーセラミックを採用した新作。ケーシング後に測定するブザンソン天文台クロノメーター認定を受け、テットゥ ドゥ ヴィペール(蛇の頭)が裏のブリッジに刻印されている。直営ブティック・ギャラリー限定モデル。
1971年の映画『栄光のル・マン』でスティーブ・マックイーンはホイヤー モナコとガルフ石油のストライプ入りレーシングスーツを着用した。ファン垂涎のコラボモデルだ。
○TAG HEUER(タグ・ホイヤー)
創業年=1860年
創業者=エドワード・ホイヤー
創業地=スイス/サンティミエ
現CEO=ジャン-クロード・ビバー
問LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパン タグ・ホイヤー 03-5635-7054
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