【腕時計ブランドの教科書 シチズン】日本独自の技術力と美意識で世界と肩を並べる100年企業(CITIZEN)
時代を越えて 〝市民のための時計〞を開発
シチズンは、前身となった尚工舎時計研究所が第1号懐中時計に「シチズン(市民)」と名付けたのが社名の由来。創業以来、一貫して使い勝手に優れた新機構の開発に力を入れており、耐震装置「パラショック」(1956年) をはじめ、いくつもの国産初の技術開発で、世界的に名を知られるメーカーとなる。
光発電と電波受信の分野にお いても積極的な開発を行っており、1976年には世界初のアナログ式太陽電池腕時計「クリ ストロンソーラーセル」を発表。 1993年には世界初の多局受 信型電波腕時計、さらに2011年には世界で初めて人工衛星から時刻情報を受信し表示を修正する「エコ・ドライブサテライトウエーブ」も作り上げている。
世界最薄ケースが描き出す、艶やかな曲線美がファンを魅了
ケース厚2.98㎜(設計値)、ムーブ厚1.00㎜というアナログ式光発電時計としての世界最薄記録を樹立。昨年、衝撃のデビューを果たしたフラッグシップモデルの最新作。ラグの形状などを見直したシャープなフォルムは、よりモダンに進化。精悍なブラックのデュラテクトDLCケースにはピンクサ―メットのベゼルを配し、艶やかさをプラスしている。日常生活用防水。SSケース。
時計で初めて「エコマーク商品」に認定された環境に優しいエコ・ドライブ機構と、年差± 5 秒の超高精度クオーツ機構を融合。ダイアル10時位置には充電残量表示も装備した、シチズンブランド最上位コレクション。ケース径37.2㎜。10気圧防水。SSケース。
GPS衛星からの受信を「時刻情報のみ」か、「時刻と位置情報」かをユーザーが自由に選択。前者の場合は最短3秒、後者の場合でも現在地の解析を含め最短30秒で修正が可能な最新鋭GPS衛星電波ウオッチ。ケースには、シチズン独自のスーパーチタニウム™を採用。
上のF150 と同様のGPS 衛星電波受信の選択機能に加え、デュアルタイムやクロノグラフ、アラーム機構などを搭載した多機能モデル。新開発の「高速ツインコイルモーター」の採用により、超ハイスピードな針の動きを実現。10気圧防水。スーパーチタニウム™ケース。
【シチズンの新作ウオッチ2018】
独自に開発した温度・重力変化に強い水晶振動子で実現した「年差±1.0秒」
創業100周年を記念して製作した年差±1. 0秒のコンセプト懐中時計。従来の音叉型ではなくATカット型水晶振動子を採用し、その省電力化を実施。外部の時刻情報を受信するのではなく、時計内部だけで超高精度を実現した。商品化が待たれる。
アナログ光発電時計の世界最薄記録を達成したモデルに新作登場。金属の切削工具などに使用される硬質素材のアルティックをベゼルに、また裏蓋銘板にバインダレス超硬合金を採用した。
○CITIZEN(シチズン)
創業年=1918年
創業者=山崎亀吉
創業地=日本/東京
現社長=戸倉敏夫
問シチズンお客様時計相談室 0120-78-4807