イルクジに続いて海洋環境保護に貢献! 2代目W.C.C.S.モデルは鏡面仕上げのチタンで弱点を克服【G-SHOCK列伝18】
2017/9/23 15:24
見た目は2代目W.C.C.S.モデルとそっくりですが、美しい鏡面仕上げのケースはステンレススチールではなくチタン製。ゴールドカラーのケースも加わって、スケルトン・フロッグマンの魅力が満載!
“飾っておくためのG-SHOCK”との汚名を返上
サンゴ礁は“海の中の森”とも言われています。なぜなら、サンゴは熱帯雨林と同じく、地球の「二酸化炭素をコントロール」しているから。サンゴが減少するということは、単にサンゴという種の存在危機に留まらず、地球の環境悪化につながるのです。
そんなサンゴの重要性を多くの人々に伝え、保護する活動を推進していたのがW.C.C.S.(国際サンゴ礁保護協会)で、国連のNGO認可を受け、発起人にはスペイン王子の名も記されていました。
サンゴ保護活動を支援するため、W.C.C.S.モデルは売り上げの一部を寄付するオフィシャルモデルとして1997年5月に誕生しました。翌1998年6月に発売された2代目 W.C.C.S.モデルは、初代モデルと酷似したデザインにして、軽量かつ錆びにくいチタンケースを鏡面仕上げで採用。美しい輝きとチタンの実用性を両立し、“キレイだけど海で使うとすぐ錆びる、飾っておくためのG-SHOCK”と一部で揶揄された初代W.C.C.S.モデルから正常進化した“才色兼備なG-SHOCK”となったのです。
2代目W.C.C.S.モデル DW-8201WC-2T
初代W.C.C.S.モデルと同じく、ブルーロゴの人気はズバ抜けていました。
透明感たっぷりのホワイトロゴ仕様。
精悍なブラックロゴ仕様。
ゴールドカラーがラグジュアリーなW.C.C.S.モデル。チタン採用による実用性と美しいルックスを兼ね備えたG-SHOCKです。