未来志向の機械式時計【レッセンス】からナイトブルーダイアルの「Type1Round」が登場
【レッセンス(RESSENCE)】が、2023年新作モデル「Type1Round」を発表。革新的な時刻表示とケースフォルム、鮮やかなナイトブルー文字盤を特徴とし、価格は258万7200円(税込)。2023年6月より、全世界のレッセンス正規販売店にて発売予定となる。
2023年の新作モデルとして「Type1Round」が登場
レッセンスは、機械式時計に新たな息吹を吹き込むことを目的とし、2010年に創業。スイス製のムーブメントと自社設計のイノベーションを融合させた少数先鋭の商品展開を行い、2013年には、ジュネーブ時計グランプリ(GPHG)にて「Type3」がHorological Revelation賞を受賞するなど、業界内でも非常に高い評価を得ている。今回、2023年の新作モデルとして発表した「Type1Round」は、オーナーと時計との間に「意味と感情、そして触覚的な関係」を作り出すことをテーマにしており、従来のレッセンスのコレクションと同様に独創的でオリジナル性の高いタイムピースとなっている。
「Type1Round」は見るたびに文字盤のレイアウトが変わる
「Type1Round」で注目したいのが、革新的な時刻表示とケースフォルムだ。時刻表示は極めてユニークで、レッセンスが特許取得済みのROCS(Ressence Orbital Convex System)という独自のパワーユニットの搭載により、文字盤内で時、分、秒、曜日を表す4つのインダイアルが回転。腕元の「Type1Round」を眺めるたびに、文字盤内のレイアウトが変更するが、どの角度からでも時刻を読み取りやすいようにディスプレイは設計されている。また「Type1Round」には、時間修正やムーブメントの巻き上げに使用するリューズが設けられていない。各種操作は、ケースバックに収納されているアーチ形のハンドルを使い、ケースバックを回転させて行うこととなる。
ケースは人間工学的なフォルムが特徴となり、滑らかな曲線を描くドーム型のサファイアクリスタル風防とラウンドボディをシームレスにデザイン。ケースの素材は軽量かつ堅牢なグレード5チタン製で、重量はわずか64g、厚さも11mmとなり、快適な装着感を実現している。
「Type1Round」では鮮やかなナイトブルー文字盤を初採用
「Type1Round」の文字盤は、新色カラーとなる鮮やかなナイトブルーを採用。2022年に発表された「Type8」では、コバルトブルーの文字盤を採用したが、これまでのレッセンスのコレクションは白や黒を基調としたモノトーンカラーが多く、本機のダーク&ビビッドなナイトブルー文字盤は、とてもフレッシュな印象だ。インデックスはエングレーブ後、グレードAスーパールミノバが塗布されており、さらに秒針と曜日針は、従来モデルよりもサイズアップし、視認性を高めている。
“人と違う腕時計”が探している人にお薦めの一本
本機は、ETA社のCal.2892/2をベースに開発した自動巻きムーブメント、Cal.ROCS 1.3を搭載。斬新な時刻表示やデザインから、デジタルウオッチに見えるが、「Type1Round」は伝統と革新が融合する唯一無二の機械式時計だ。スマートでモダンなビジュアルも秀逸で、“人と違う腕時計”が欲しいという人にはぜひともお薦めしたい一本である。
レッセンス「Type1Round」 258万7200円/自動巻き(Cal.ROCS 1.3、Ressence Orbital Convex System)、毎時2万8800振動、36時間パワーリザーブ。グレード5チタンケース、レザーストラップ。両面ドーム状サファイアクリスタル風防、直径42.7mm、厚さ11㎜、重さ64g。1気圧防水。2023年6月発売予定。
問い合わせ先:DKSHジャパン TEL.03-5441-4515 www.ressencewatches.com
Text/三宅裕丈