【レイモンド・ウェイル】「マエストロ」&「トッカータ」から落ち着いたデザインのニューモデルが誕生
【レイモンド・ウェイル(RAYMOND WEIL)】よりクラシック音楽への賛美を表現する「マエストロ」とシンプルでエレガントな「トッカータ」の新作が登場。価格は「マエストロ」が22万円(税込)~、「トッカータ」が15万9500円(税込)~となる。
艶やかなブラック&ローズゴールドケースのマエストロに2モデル登場
レイモンド・ウェイルは、ミュージック&アートへの深い造詣を色濃く反映させた時計を作ってきた。「マエストロ」は、2010年に誕生したクラシック音楽や音楽家への讃美を表現したコレクションだ。偉大な音楽家たちの作品が色褪せることなく愛され続けるように、洗練されたタイムレスなデザインが魅力。スイス時計の伝統的な製造技術を受け継ぎながら、上品さとイノベーションを融合している。
「マエストロ」からは2つの新作が登場した。共通するスペックとして、40mm径のステンレススチールケースに、ローズゴールドのPVD加工を施し、落ち着いた高級感を生み出している。さらに、ローズゴールドのアプライドインデックスとシャープな三針をあしらったブラック文字盤で、大人の印象に仕上げた。文字盤中央に彫られた円状のエングレービングにより、アワートラックが浮き上がり、立体感を演出している。ローズゴールドとブラックのケースを引き立たせるブラウンのカーフレザーストラップは、ベージュのステッチがあしらわれた。
「マエストロ 2227」は、オープンハート仕様のため、シースルーバックからだけではなく、文字盤側からもムーブメントの美しい動きを鑑賞できる。「マエストロ 2237」は、視認性に優れたアラビア数字のインデックスを採用し、日付表示を組み合わせることで、普段使いしやすい実用的なモデルになっている。
レイモンド・ウェイル「マエストロ 2227」 Ref.2227 PC5 20021 24万2000円/自動巻き(Cal.RW4200)、2万8800振動、38時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース(ローズゴールドPVD加工/シースルーバック)、レザーストラップ、サファイアクリスタル風防。直径40mm、厚さ9.2mm。5気圧防水。
レイモンド・ウェイル「マエストロ2237」 Ref.2237 PC5 05608 22万円/自動巻き(Cal.RW4200)、2万8800振動、38時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース(ローズゴールドPVD加工/シースルーバック)、レザーストラップ、サファイアクリスタル風防。直径40mm、厚さ9.2mm。5気圧防水。
ブラック&ダイヤモンドでさりげなく主張するレクタンギュラー
「トッカータ」は、クオーツ式ムーブメントを搭載したコレクション。2014年にコレクションを発表して以降、スイスを中心に、男性用・女性用の数多くのラインナップを展開。シンプルかつエレガントなデザインが特徴だ。
レクタンギュラー型のケースデザインは、1920~30年代に欧米で流行した装飾技法であるアール・デコからインスピレーションを受けており、クールで知的な印象を持つ。一般的なレクタンギュラーよりも正方形に近い縦横比率にケースをデザインすることで、文字盤の視認性を高めている。
落ち着いた印象のブラック文字盤に、アプライド仕様のローマ数字とダイヤモンドを組み合わせたユニークなインデックスを採用した。文字盤の中央には、アール・デコの特徴のひとつである幾何学模様が長方形をかたどっている。長方形の内側は、ラッカー仕上げによりマットな質感を表現し、長方形の外側は、サテン仕上げとサンレイ仕上げを施しており、角度によって変わる独特の光沢が高級感を演出。3種類の仕上げを施したブラックの文字盤にダイヤモンドが映えるデザインに仕上げた。ブラッククロコ型押しカーフレザーストラップ仕様とステンレスブレスレット仕様の2種類が用意されている。
新作はどれも落ち着いた仕様でクラシックな仕上がりになっている。マエストロの2本は、文字盤をオープンハートにするかどうかで好みが分かれそうだ。トッカータは、モデルによってストラップの素材が変わるので着用シーンに合わせて選んでいただきたい。
レイモンド・ウェイル「トッカータ 5925」 Ref.5925-STC-00295 15万9500円/クオーツ。ステンレススチールケース、クロコ型押しカーフレザーストラップ。縦28.1×横22.6mm、厚さ6.4mm。サファイアクリスタル風防。5気圧防水。
問い合わせ先:ジーエムインターナショナル TEL.03-5828-9080 https://raymond-weil.jp/ ※価格はすべて記事公開時点の税込価格です。
Text/平野翔太(WN編集部)