時計のデザインの新しい可能性を提案! 原宿のセイコーシードにて「専用すぎる腕時計展」を開催
【セイコー(SEIKO)】は、デザインの新たな可能性を提案する「power design project(パワーデザインプロジェクト)2024」の展示会を、腕時計の様々な楽しさを体験できる発信拠点「Seiko Seed(セイコー シード)」にて開催している。2024年3月31日(日)までの期間限定となる。
7人のデザイナーが考案した専用すぎる腕時計を展示
セイコーは140年を超える歴史の中で、ダイバーズウオッチや競技専用ストップウオッチ、鉄道時計など、さまざまな専用デザインの時計を世に送り出してきた。今回のデザイナー達に与えられたテーマは、セイコーのヘリテージである「専用腕時計」の新しい提案だ。このテーマに基づいて、各々が愛してやまないモノ、突き詰めたいと思うモノやコトといったモチーフ。それらを不必要なほどに突き詰め挑戦した結果が形となった、7つのストーリーを持つ「専用すぎる腕時計」が原宿のセイコーシードにて展示されている。
それぞれのジャンルの専門家も唸る、愛や拘りが詰まった「専用すぎる腕時計」たち。添えられたストーリーと共に、想いが溢れ出ている個性の塊たちを是非、手に取って体験、デザインの可能性を感じてほしい。
①かくれんぼ専用腕時計 プロフェッショナルなマインドで本気で遊ぶ
鬼ごっこする際の鬼にフォーカスした時計。誰もやりたがらない鬼が装着することで、鬼になりたいと思ってもらえるようにデザインや機能に拘った。
②パタンナー専用腕時計 創作意欲にやさしく寄り添う
裁縫で使用するピンクッションからインスピレーションを受けて、デザインされた。ケースの周りに付いているクッションには実際に針を刺してピンクッションとして使用することができる。
③すき焼き専用腕時計 最高のすき焼きを求める者達へ
1人前のすき焼きをおいしく作るために生まれた時計。時計のタイマー機能により、すき焼きの食材ごとに食べごろを教えてくれる。時刻も表示できるため、通常の時計としても使用可能だ。
④パンダ好き専用腕時計 白黒が欲しいんじゃない、パンダが欲しい
白黒パンダの時計ではなく、パンダそのものを時計で表現している。クロノグラフのプッシュボタンが耳になっているなど、細部までパンダの要素が詰め込まれている。
⑤マスキングテープ好き専用腕時計 マスキングテープを着替える
マスキングテープ好きが高じて誕生したマスキングテープ好き専用時計。時計のケースに自分で好きなマスキングテープをセットして、自由に時計のデザインをカスタマイズすることが出来る。
⑥晴れ男専用腕時計 「人類の本能に還る」という現代の贅沢
太古から存在する日時計を現代的に仕上げた1本。太陽の軌道に合わせて角度を変更でき、水準器や方位磁針も搭載して、日時計の精度を追求している。太陽で時刻が分かるので電池交換が不要だ。
⑦両利き専用腕時計 両利きの人のパフォーマンスを最大化する
両利きの人のためにデザインされており、右手に着けたときと左手に着けたときで時計の表情が変わる。着ける腕を変えるだけで色や針のデザインが変化する不思議な感覚を味わうことができる。
【power design project 2024 専用すぎる腕時計展】
開催期間:~3月31日(日)11:00~20:00 ※入場は19:45まで(会期中無休)
会場:Seiko Seed 東京都渋谷区神宮前 1-14-30 WITH HARAJUKU 1F
URL:https://www.seiko-seed.com
入場料:無料
特設ページ:https://www.seiko-design.com/powerdesignproject2024/
※会期中は、ギャラリーツアーやワークショップを実施する予定。詳細が決まり次第、特設ページにて掲載
Text/平野翔太(WN編集部)