時計界の良心「オリエントスター」が新型ムーブメント搭載モデルを一挙13モデルも発表!
「輝ける星」をイメージして1951年に誕生して以来、本格的な機械式時計ブランドとして愛され続けているオリエントスターより、新しい機械式ムーブメントを搭載した新作が、4型13モデルで登場! 時計製造に携わる職人の情熱と愛が詰まった新たな時計は、今夏発売となります。
初代モデルの意匠に現代的な要素を加えた「ヘリテージゴシック」
新作「ヘリテージゴシック」は、1951年の初代モデルに始まり、歴代モデルから脈々と受け継がれてきたチャビーフォント(チャビー=ぽっちゃりした)を現代風に手を加えつつ、丁寧に植字したインデックスを採用。少し横に広がった数字から漂う伝統・歴史にモダンさも加わった、独特の雰囲気に仕上がっています。
搭載ムーブメントは新型となる46系F6-50。パワーリザーブ時間が従来の40時間から50時間に引き上げられ、パワーリザーブインジケーターもスペックに合わせた表記に変更されました。
同じムーブメントを搭載したセンターセコンド仕様「エレガントクラシック」もあります。
ヘリテージゴシック、エレガントクラシックとも、ケースは直径38.7mmで、男女を問わず着けやすいサイズ。バックルにプッシュ三つ折れ式中留のタイプを採用するなど、10万円以内に抑えながらも高級感に溢れています。7月23日発売。
「コンテンポラリーコレクション」と名前も新たに登場した薄型ウオッチ
時を同じくして、これらと異なる新型ムーブメントを搭載したモデルも発表されました。新ムーブメント「46系F7-50」もまたパワーリザーブ時間が50時間に延長されたほか、組み立て構造を変更。裏蓋側から文字盤側へムーブメントを組み上げていくことで、裏蓋の面積を絞り込む設計を実現しました。
この構造によってケースがすり鉢状に設計でき、文字盤の面積を確保しつつ裏蓋の主張が弱まり、視覚的にスリムな腕時計に仕上がるのです。
このこだわりの外装は、熟練職人が手がける「ザラツ研磨」が施されることでエッジの効いた美しいデザインに仕上げられています。
搭載モデルは「スリムスケルトン」と「スリムデイト」の2型で6月19日発売。ちなみに、今作の発表に合わせ、従来展開されていた「スタンダードシリーズ」は「コンテンポラリーコレクション」に名称が変更されました。
正直なところ、この価格帯で信頼の置ける高級機械式時計を購入するのはかなり難しいですが、オリエントスターなら間違いのない選択といえるでしょう。さらに、今回のようなスペックアップした新作なら、なおさら一本持っておきたいところです。