LVMHグループの2ブランド【タグ・ホイヤー】と【ゼニス】に新CEOが就任
【タグ・ホイヤー(TAGHEUER)】は2024年1月1日付で新CEOにジュリアン・トルナーレ氏が就任したことを発表した。彼は1972年にスイスのジュネーブで生まれ、時計製造業界で20年近く率いており、レイモンド・ウエイルにてキャリアをスタート。その後17年の間、ヴァシュロン・コンスタンタンのアメリカ合衆国のディレクターおよびアジア太平洋地域のマネージングディレクターを務めた。
タグ・ホイヤーの新CEOにジュリアン・トルナーレ氏が就任
2017年にはLVMHグループのゼニスに加わり、数年のうちにブランドを再興し、製品やブランドのコミュニケーションおよびイメージを若返らせることで、ゼニスを時計製造業界の最前線に引き上げた。また、彼は自身の起業家精神をゼニスに注入し、同ブランドが革新的な歴史を見直しながらスイス時計製造業の未来の礎を築くことを可能にした。トルナーレ氏のリーダーシップの下、タグ・ホイヤーは生粋のアヴァンギャルドな時計作りの精神と技術を駆使した革新を追い続ける姿勢を証明し続けている。
問い合わせ先:LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン タグ・ホイヤー TEL.03-5635-7054 https://www.tagheuer.com/jp/ja/
ゼニスの新CEOにブノワ ド クレーク氏が就任
【ゼニス(ZENITH)】の新CEOに就任したブノワ ド クレーク氏は、時計製造業界で25年の経験を持ち、4大陸に渡る競争が激しい高級時計市場でグローバルセールスをリードしてきた。ベルギーに生まれ、ヨーロッパ、中東、北米で育ったブノワはモントリオールのコンコルディア大学を卒業後、キャリアの大半を世界各地で過ごす。ドバイから香港、そしてアメリカへと渡り、ブノワ氏は強い異文化対応能力を身につけ、数カ国語を操るようになり、フランス語、英語、その他の言語も堪能。
時計製造に関する確かな専門知識、戦略的な国際事業開発に関する深い知識、急速に変化する環境の中で進化する消費者のニーズを深く理解し、つながる能力によって、ブノワ氏はパネライのチーフ・コマーシャル・オフィサーとして、またIWCの北米担当プレジデントとして、戦略を成功に導いてきた実績を持つ。
スイス初の自社一貫マニュファクチュールの指揮を執るブノワ氏は、これまでのゼニスの成功をさらに躍進させ、最先端のクロノグラフや高精度のクロノメーターなど、ゼニスがもたらした数々のイノベーションをさらに精緻なものにしている。ブノワ ド クレーク氏の就任により、ゼニスはその比類なき伝統を守り、スイス時計製造において今後も輝き、前進を続けるに違いない。
問い合わせ先:LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス TEL.03-3575-5861 https://www.zenith-watches.com/ja_jp
Text/平野翔太(WN編集部)