【クレドール】ブランド創成期のダイアルデザインを最新技法で再現した50周年記念限定モデル
セイコーウオッチ株式会社は、【CREDOR(クレドール)】のゴールドフェザーから、ブランド誕生50周年を記念した限定モデルを4月19日(金)より発売。価格は121万円(税込)、数量限定100本。
クレドールは、貴金属を素材とした「特選腕時計」から1974年に誕生した日本発の高級ドレスウオッチブランド。フランス語で「黄金の頂き(CRÊTE Dʼ OR)」を意味する。その名前にふさわしく、日本の美意識と匠の技による、最高級の品質と究極の美しさで、手にした人の心を満たし、人生に彩をもたらす腕時計を生み出している。
セイコーの薄型メカニカルウオッチの系譜を脈々と受け継ぎ、クレドールの名のもとに60余年ぶりに蘇った「ゴールドフェザー」は、現代にふさわしい高級薄型機械式ウオッチ。羽根のように「薄く」、「軽やかで」、「空気をはらみ」、「艶やかで」、「優美」であることをデザインコンセプトとし、現代のドレスウオッチとしてふさわしいスペックとデザインにアップデートしたU.T.D.(=Ultra Thin Dress)モデル。
当時のダイアルデザインを再現したクレドール誕生50周年記念モデル
セイコーは1969年より、貴金属を主体としたさまざまな高級時計を「特選腕時計」という名で発表した。そのコレクションの中から、1974年に日本初の高級ドレスウオッチブランドとして「クレドール」が誕生。本作は、クレドール50周年を記念し、ブランド創成期を代表するモデルのダイアルデザインを、最新技法でより美しくより高品質に再現している。
当時のダイアルに採用されていた、繊細な和紙のような風合いのパターンを現代的にアレンジし、優美な球面状のダイアルに採用。ゴールドフェザーのコンセプトに基づいた、柔らかさの感じられるケースフォルムと温かみのあるシルバーダイアルを組み合わせ、ブランド創成期から受け継ぐ繊細な感性を注ぎ込んだ、クレドール50周年にふさわしい限定モデルが誕生した。
また、職人の手書き版下による繊細優美なローマ数字のインデックスを再現するため、当時の印刷技術を現代に復活。ローマ数字のVやXの交差部分がつぶれないようにスリットをいれることによって印刷時にインクを溜まりにくくしたり、ローマ数字の直角部分のエッジにひげ(書体の角につける飾り)をいれて角を延ばしローマ数字をすっきりとした印象になるよう補正している。さらに印刷を幾度も重ねる現代の技法を加え、当時よりも立体的で艶やかなインデックスに仕上げている。
羽根の羽軸のような形状の時分針の中央に細い線を印刷し、さらに分針をダイアルに沿って曲げることによって、より高い視認性を確保。シースルーバック仕様の裏蓋からは、テンパー仕上げのねじの鮮やかなブルーと美しいムーブメントの仕上げを見ることができる。
クレドール「50周年記念 ゴールドフェザー U.T.D. 限定モデル」 Ref.GCBY995 121万1000円/手巻き(Cal.6890)、直径37.1mm、厚さ8mm。日常生活防水。限定100本。2024年4月19日発売予定。
問い合わせ先:セイコーウオッチお客様相談室 TEL.0120-061-01 https://www.credor.com/ ※価格は記事公開時点の税込価格です。限定モデルは完売の可能性があります。
Text/平野翔太(WN編集部)