【ブランパン】「ミシュランガイド京都・大阪 2024」の「メンターシェフアワード」受賞者を発表

2024年4月9日、京都市内で「ミシュランガイド京都・大阪 2024」の発表会が開かれ、掲載店を発表。その中で【ブランパン(BLANCPAIN)】が主催する「メンターシェフアワード」の発表も行われ、三ツ星の老舗料亭「菊乃井」の店主・村田吉弘氏に同賞が贈呈された。

ブランパンが主催する「メンターシェフアワード」

ミシュランガイドでは、有名な星評価以外にも多くの賞があり、その中のひとつとなる「メンターシェフアワード」は、2020年からミシュランガイドのグローバルパートナーを務めるブランパンが主催する賞である。「メンターシェフアワード」とは、自身の仕事やキャリアを手本として、後進の育成にも注力し、さらに指導者として熱意をもって助言を行い、レストラン業界の発展に貢献する料理人・シェフを称えたもので、店舗でなく個人に与えられる賞として注目を集めている。

老舗料亭「菊乃井」店主の村田吉弘氏が受賞

「ミシュランガイド東京2024」では、二ツ星「てんぷら近藤」の店主・近藤文夫氏が受賞しており、2024年4月9日に開催された「ミシュランガイド京都・大阪 2024」発表会において、三ツ星の老舗料亭「菊乃井」の村田吉弘氏の受賞が発表された。村田吉弘氏は京都府京都市出身の料理人で、「菊乃井」の三代目店主として、長きにわたり日本料理界を牽引。優秀な門弟を数多く育てており、外部でも教育者として後進を指導し、さらに食学会の団体の立ち上げなど、日本料理と京料理の発展に務めてきた人物だ。平成25年(2013年)に「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録された際にも、最前線に立って貢献した立役者であり、日本食文化の未来を見据え、日本料理の発展のために尽力してきた功績は、多くの料理人の模範となっている。また、自身の店となる「菊乃井」も、今年で15年連続の三つ星獲得という偉業を達成している。

食文化との関りが深いブランパン

時計業界では異業種との交流が盛んに行われているが、ブランパンはブランドの広報誌『Lettres du Brassus』の中でミシュラン選出の世界有数のレストランを紹介し、世界的な料理コンテストの公式タイムキーパーを担当するなど、食文化との関りが深いユニークなブランドだ。日本以外の国でも「メンターシェフアワード」を主催しており、今後、ブランパンがどのような形で“食”とコラボしていくか、大いに注目である。

 

問い合わせ先:ブランパン ブティック 銀座 TEL.03-6254-7233 https://www.blancpain.com/ja

Text/三宅裕丈