“手の届くラグジュアリー”を標榜するスイスブランドからオープンワークが魅力の日本限定ウオッチ＆ムーンフェイズ搭載モデルが登場

“手の届くラグジュアリー”をコンセプトとするスイスブランド【フレデリック・コンスタント（FREDERIQUE CONSTANT）】が最新作を発表。人気コレクション「クラシック カレ オートマチック ハートビート」から日本限定となる2モデルが発売となり、価格は各23万6500円（税込）～。さらにムーンフェイズを搭載したクオーツモデル「クラシック モネータ ムーンフェイズ」の3モデルも発売となり、価格は各19万8000円（税込）。

今から30年前に発表されたハートビート機構

 

1994年、フレデリック・コンスタントは文字盤に設けられた小窓を通して、ムーブメントの心臓部（ハート）であるテンプの鼓動（ビート）が鑑賞できるハートビートウオッチを発表した。テンプの動きを視覚的に楽しめるこの斬新な機構は、今ではブランドを象徴するアイコンとなっており、人気コレクション「クラシック カレ オートマチック ハートビート」には同機構が全モデルに搭載されている。

今回、この「クラシック カレ オートマチック ハートビート」に日本限定となる2モデルが新たに加わった。ケース素材はステンレススチール製ケース、RGプレート加工のステンレススチール製の2種類が用意され、33.3mm径の小振りなレクタンギュラーケースにホワイト文字盤をセッティングする。この文字盤には大ぶりのローマンインデックス、ケース形状と呼応するレイルウェイトラックなど個性的なディテールをあしらい、クラシカルでありながらメリハリある表情を演出。もちろん、12時位置の小窓からはムーブメントのテンプの精密な動作を眺めることが可能だ。

本機には38時間のパワーリザーブを有する自動巻きムーブメント、キャリバーFC-310を搭載。カーフレザーストラップはステンレススチール製ケースにはブラック、RGプレート加工のステンレススチール製にはブラウンと異なるカラーが採用されている。また、20万円台と求めやすい価格設定も本機の魅力のひとつで、日本限定という希少性も含めて、非常に魅力的なタイムピースに仕上げられている。

フレデリック・コンスタント「クラシック カレ オートマチック ハートビート」　Ref.FC-310SWR4C4　26万9500円／自動巻き（Cal.FC-310）、毎時2万8800振動、38時間パワーリザーブ。RGプレート加工のステンレススチールケース、カーフレザーストラップ。縦33.3×横30.4mm、厚さ9.71mm。3気圧防水。日本限定。

「クラシック モネータ ムーンフェイズ」が新登場

 

今回、「クラシック」コレクションからムーンフェイズを搭載した2針のクオーツモデル「クラシック モネータ ムーンフェイズ」も新たに発表された。ステンレススチール製の37mm径のラウンドケースを採用しており、シャープな楔形アプライドインデックスと手作業による鏡面仕上げのドルフィン針が配されたソレイユ仕上げの文字盤は、シンプルながら均整の取れた仕上がりを特徴とする。また、文字盤のフランジに伝統的な装飾技法のコインエッジ装飾を施したことで、外観の存在感を際立たせた印象だ。

6時位置にはムーンフェイズ機構を装備し、深いブルーの夜空を背景に銀色に輝く月が月相を表示。このムーンフェイズ機構の下にジュネーブの工房で製造されていることを示す「SwissMade」の文字が印字されている。シンプルな操作性も考慮されており、ケース3時位置に設けられたリューズのみでムーンフェイズの調整や時刻の調整は行うことが可能だ。本機はブラック、ブルー、ホワイトの3種類の文字盤カラーが用意され、それぞれに異なるカラーのレザーストラップがセッティングされる。

フレデリック・コンスタント「クラシック モネータ ムーンフェイズ」　Ref.FC-206N3S6　19万8000円／クオーツ。ステンレススチールケース、カーフレザーストラップ。直径37mm、厚さ7.6mm。5気圧防水。

 

問い合わせ先：フレデリック・コンスタント相談室　TEL.0570-03-1988　https://frederiqueconstant.jp/　※価格は記事公開時点の税込価格です。限定モデルは完売の可能性があります。

Text／三宅裕丈