世界有数の美食都市を解き明かす『ミシュランガイド東京2025』のセレモニーにてブランパンがプレゼンターを務める

1735年創業の【ブランパン(BLANCPAIN)】は、現存する世界最古の時計ブランドとして知られた存在だ。“革新こそ伝統”を哲学とし、スイス時計の技術や伝統を継承するとともに、社会的ベネフィットの一環からミシュランガイドとパートナーシップを結んで食の文化を広める活動も行なっている。2024年10月17日に都内で開かれた『ミシュランガイド東京2025』(10月22日発売)のセレモニーにはグローバルパートナーとして参加し、「メンターシェフアワード」の授賞式に立ち会った。


↑ミシュランガイド東京2025でメンターシェフアワードを受賞したのが、「鮨 かねさか/Sushi Kanesaka」(中央区)の金坂真次さん。技術指導はもちろん、和の内装や器使いなどにおいても日本文化を世界に発信し、寿司業界の発展に尽力してきた実績が評価されての受賞となった。金坂さんは接客応対のため、受賞式には代理の方が出席。スウォッチ グループ ジャパン ブランパン事業部の増田事業本部長(写真左)が授与を行なった。

 

歴史の重みを知るブランパンがメンターシェフアワードを贈る

 

世界中のレストランやホテルを評価し、その魅力を伝える「ミシュランガイド」は格式の高い有数のガイドブックだ。120年以上も前にフランスのタイヤメーカーであるミシュランがドライバー向けに作成したブックがスタートで、現在は美食の指標となっている。そんなミシュランガイドの東京版は2007年に初刊行されて以来、毎年多くの飲食店が星付きとして認定されており、東京は過去18年連続で最も星付き店舗が多い都市となっている。今回は、三つ星〈そのために旅行する価値のある卓越した料理〉が12軒(新規1軒)、二つ星〈遠回りしてでも訪れる価値のある素晴らしい料理〉が26軒(新規1軒)、一つ星〈近くに訪れたら行く価値のある優れた料理〉が132軒(新規10軒)などが選出。34種類の料理カテゴリーから、507軒もの店舗がミシュランガイド東京2025に掲載されることとなった。

ミシュランガイドの栄誉ある賞の中でも、グローバルパートナーであるブランパンが授与を担うのがメンターシェフアワードである。後進の育成にも力を注ぎ、指導者として熱意をもって助言し、レストラン業界の発展に貢献している人物。まさに手本となる料理人・シェフを称えるのがこの賞であり、技術や伝統を繋いでいくことにも重点を置くブランパンにとって同賞のプレゼンターはうってつけの役回りといえる。

そのメンターシェフアワードに今回選出されたのが、「鮨 かねさか/Sushi Kanesaka」の金坂真次さん。指導者として後進の育成にも力を入れ、多くの教え子たちが寿司業界で活躍しているという。日本だけでなく、シンガポールや香港、イギリスにも進出し、国内外に10店舗以上を展開している。


↑三つ星の授賞式には、ミシュランが制作に協力したTBS系ドラマ『グランメゾン東京』で主演を務める木村拓哉さんと玉森裕太さんがスペシャルゲストとして登場。木村さんは三つ星店の発表と楯の授与を、玉森さんはシェフジャケットの授与を担当し、会場を大いに盛り上げてくれた。なお、12月29日には『グランメゾン東京』のスペシャルドラマが放送され、翌30日より映画『グランメゾン・パリ』が公開予定。

 


↑2020年、ブランパンはミシュランガイドとパートナーシップを締結。以来、この世界的ガイドブックのサポーターとして名を連ねている。

 

ブランパンは2022年、ミシュラン三つ星の日本料理店「柏屋」の総料理長を務める松尾英明さんをアンバサダーに迎え入れるなど、ガストロノミー(美食学)を含める日本の文化へのリスペクトを表し、技術や伝統を重んじるその精神に共感を示している。ミシュランガイド東京2025のサポートも然り。職人が時間と労力を費やして一本ずつ時計を仕上げ、頑なに機械式時計にこだわり続ける。そのような昔ながらの職人気質が息づく妥協のないタイムピースを生み出すブランパンだからこそ、日本の時計ファンは魅了され、相思相愛の関係が成り立っているのだ。

 

https://www.blancpain.com/ja

Text:山口祐也(WATCHNAVI) ©️ MICHELIN