IWCシャフハウゼン【インヂュニア】に待望のブルーダイアルが登場!新色追加でコレクションの選択肢は5タイプに拡大

2024年12月2日に、IWCシャフハウゼンがインヂュニアのコレクション、に新色となるブルーダイアルを追加した。1970年代に有名デザイナーが手がけたモデルを源流に持つIWC流のラグジュアリー・スポーツウオッチに、使い勝手の良いカラーが加わったことでさらに人気に拍車がかかりそうだ。

あらゆるシーンで使いやすい深みのあるブルーダイアル

1970年代、すでに実績のあったウオッチデザイナーのジェラルド・ジェンタを起用してIWCは自社の高耐磁性ウオッチのリニューアルを図った。そして誕生したのが、“インヂュニアSL”と呼ばれる「リファレンス1832」である。このモデルは現在も人気を博すラグジュアリー・スポーツウオッチ然としたデザインを特徴とし、王道ラウンドウオッチだった1955年誕生のオリジナルのイメージを一新することとなったのだ。

現行インヂュニアは、この1976年に発表されたインヂュニアSL のスタイルに現代的な解釈を加えて2023年にコレクションとして復活を遂げたもの。ステンレススチール製のブラック、シルバー、アクアの3色と、チタン製の外装を持つグレーダイアルを加えた4タイプで発表されるや否や、世界中からオーダーが殺到。製造が追いつかない状況が長らく続いていた。

現在はブティック以外のIWC取扱店の店頭にも並ぶようになってきたものの、やはり入手困難な状況は続いている。そのような中で追加された新たなカラーダイアルは、これまで機を逸してきた人にとって朗報といえるだろう。

新色のブルーダイアルは、現行モデルにも共通するユニークなグリッドパターンが特徴。これは軟鉄製のベースに高圧で型押ししたのち、PVDコーティングによってブルーの色付けがなされている。ほかのカラーと同じく、光の当たる角度によって様々な陰影を作り出す豊かな表情は見ていて飽きることがない。

深みのある色合いのため落ち着いた雰囲気の場所ではダークブルーとなり、強い陽射しを受ければシャイニーになる。もちろん現行モデルと同じく、耐磁性軟鉄製インナーケースを組み込みながら厚みは10.8mmにまで抑制。設計自体も人間工学に基づく装着感の追求により、長時間の着用するデイリーユースにも応えてくれる。

ブルーダイアルはもはや腕時計の定番カラーとなっているため、現行インヂュニアでの登場もいわば必然。見比べる楽しさが広がったハイパフォーマンスなラグジュアリー・スポーツウオッチに、改めて注目してみてはいかがだろう。

IWCシャフハウゼン「インヂュニア・オートマティック 40」Ref.IW328907 177万6500円 自動巻き(Cal.32111)、毎時2万8800振動、120時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース&ブレスレット。直径40mm、厚さ10.8mm。10気圧防水

問い合わせ先:IWCシャフハウゼン TEL.0120-05-1868
公式サイト:https://www.iwc.com/jp/ja/

※価格は記事公開時点の税込価格です。

TEXT/Daisuke Suito(WATCHNAVI)