【ルイ・エラール】モミの木モチーフの針が個性的なレギュレーターウオッチが登場

1929年創業の高級ウオッチブランド【ルイ・エラール(LOIUS ERARD)】が、コレクションのカテゴリーの再構築を発表。3つのカテゴリーから成る「ノワールモン」コレクションが誕生し、第一弾モデルとして1930年代のセクター文字盤を再解釈した「レギュレーター グラヴェ・ノワール」が発売される。価格は65万9450円(税込)。

新たに「ノワールモン」コレクションを発表

 

時計製造の聖地といわれるジュラ山脈、ノワールモンに拠点を置くルイ・エラールは、時計作りの技術と伝統を体現するブランドだ。今回、これまでのコレクションのカテゴリーを再構築し、新たに「ノワールモン」コレクションへと統合することを発表。同コレクションは、クラシカルな魅力を備えた「ノワールモン」、古くからの時計製造技術や芸術的な装飾を取り入れた「ノワールモン・メティエダール」、個性あふれるコラボレーションモデルを展開する「ノワールモン X」という3つのカテゴリーで構成されることになる。新ラインナップの第一弾は「ノワールモン・メティエダール」から発表され、シリーズを象徴するモデルとして、コレクションの中核を担い、さらにブランドの新たな方向性を示す重要な役割を果たすプロダクトと位置づけられている。

1930年代のセクターダイアルから着想を得る

「レギュレーター グラヴェ・ノワール」は、39mm 径ポリッシュ仕上げのステンレススチールケースに、5Nローズゴールドの繊細なディテールを施したエレガントなタイムピースだ。細かく粒状加工されたブラックの文字盤には、ローズゴールドのインデックスとレイルロードトラックをレイアウト。縦型の時間表示を特徴とする“レギュレーター”デザインは、1930年代に頻繁に見られたスタイルであり、ルイ・エラール初期のデザインコードを象徴するセクターダイアルからインスピレーションを得たものとなる。さらにノアールモンを象徴するモミの木をモチーフにした針がデザイン全体のユニークなアクセントとなり、本機の個性を一層際立させている。

本機には38時間のパワーリザーブを備える自動巻きムーブメント、キャリバーSW266-1を搭載しており、シースルーバックからその姿を楽しむことができる。ストラップの完成度も高く、トーン・オン・トーンのステッチを施したベージュのグレイン・カーフレザーストラップにはクイックストラップチェンジシステムを装備。工具無しで簡単にストラップの交換が可能だ。

独自の道を歩み続けるルイ・エラール

ルイ・エラールは大衆向けではなく、時計愛好家やコレクターに向けた魅力的なアイテムを開発する独自の道を歩み続けている。今回のカテゴリーのリニューアルを踏まえて、今後、どのように革新的なデザインやアプローチを見せてくれるのか、大いに注目である。

ルイ・エラール「レギュレーター グラヴェ・ノワール」 Ref.LE85248AA13BVA158 65万9450円/自動巻き(Cal.SW266-1)、毎時2万8800振動、38時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース(シースルーバック)、カーフレザーストラップ。サファイアクリスタル風防(両面無反射加工)。直径39mm。5気圧防水。

 

問い合わせ先:大沢商会 時計部 TEL.03-3527-2682 https://josawa-watch.com/louis_erard.html ※価格は記事公開時点の税込価格です。限定モデルは完売の可能性があります。

Text/三宅裕丈

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