【SIHH2018 IWC】創立150周年という節目を、すべて限定の“ジュビリーコレクション”で祝福
IWCは、スイス伝統技術と米国最先端技術の融合を目指して1868年に創業。翌年、傑作「F.A.ジョーンズ・キャリバー」を完成させた。パイロット・ウォッチ、アクアタイマー、ダ・ヴィンチなど数多くの傑作を輩出した。2018年は同ブランドにとって、創業150周年という大きな節目を迎えた年でもある。これを祝して1月のSIHHではすべて限定生産となる衝撃のコレクションを発表した。
150年を彩る名機の殿堂、ジュビリーコレクションの衝撃
創立150周年という偉大な節目を、IWCは“ジュビリーコレクション”で祝福。これはアクアタイマーとインヂュニアを除く全コレクションで展開され、腕時計の総数は28型に及ぶ。すべてにホワイトかブルーのラッカーダイアルが採用されているのが特徴で、時計師パルウェーバーが1884年に製造したデジタル懐中時計の復刻腕時計を筆頭に、ユニークな試みが多く、見応えは十分。だが、どれも限定生産ゆえに激しい争奪戦は必至。
1884年にIWCが手がけたデジタル懐中時計の腕時計版。回転ディスクの数字で時と分を示し、その下にスモールセコンドを配した。ワイヤーループ状のラグやラッカー仕上げの艶やかな文字盤が個性的だ。
ラッカー仕上げのホワイト文字盤にブルースチール針を組み合わせた複雑時計。永久カレンダーは2100年まで手作業での調整は必要ない。ムーンフェイズの誤差は577.5年でわずか1日。
定番の航空時計スぺシャル仕様からはシリーズ初のビッグデイト付きモデルが登場。耐磁性軟鉄製インナーケースを格納し、裏は一部がシースルーになっている。
クラシカルな雰囲気が魅力の昨年発表作の限定仕様。美しいブルーラッカーダイアルにシルバーのムーンフェイズが幻想的だ。8日駆動の自社製キャリバー搭載。
現行機とほぼ同じデザインを維持しつつ、新型の自社製キャリバーを搭載。シースルーバックからは150周年のメダリオンがセットされたローターが確認できる。
問 IWC TEL:0120-05-1868