【レイモンド・ウェイル】気品あるバーガンディーで彩られた「ミレジム」のスペシャルモデルを世界88本で限定リリース

スイス・ジュネーブに本拠を置く独立系時計ブランド【レイモンド・ウェイル(RAYMOND WEIL)】が最新作を発表。バーガンディーをキーカラーとする「ミレジム センターセコンド インフィニット バーガンディー リミテッド エディション」が、世界限定88本で発売される。発売日は2月14日(金)、価格は30万8000円(税込)となる。

フラッグシップ「ミレジム」から限定モデルが登場

伝統と革新を融合した“ネオ・ヴィンテージウオッチ”として高い人気を誇り、GPHG2023チャレンジウオッチ賞の受賞実績もあるフラッグシップコレクション「ミレジム」から、世界限定88本の特別モデル「ミレジム センターセコンド インフィニット バーガンディー リミテッド エディション」が発表された。キーカラーには、フランスのブルゴーニュワインをイメージした深みのあるバーガンディーを採用した。

セクターダイアルをバーガンディーでアレンジ

「ミレジム センターセコンド インフィニット バーガンディー リミテッド エディション」は、セクターダイアルをバーガンディーで彩り、同じくバーガンディーのカーフレザーストラップを組み合わせた気品と洗練を感じさせる仕上がりが特徴。1930年代に流行した、時・分・秒の目盛りを異なるトラックに表示するセクターダイアルは、中央のアワートラックから外側に向かって徐々に高さを増していくが、同心円状のパターンが刻まれたミニッツトラックは外周に向かって緩やかに傾斜。この工夫により、文字盤全体に立体的な奥行きを生み出している。シャープな針には夜光塗料スーパールミノバが塗布されており、暗所での視認性もしっかりと確保。クラシカルな意匠の中にも、現代的な実用性を盛り込んでいる。

誰の腕にもフィットしやすい39.5mm径ケース

本機のケースサイズは、かつて主流であった30mmから38mmという小径のモデルから着想を得つつも、現代の時計製造の潮流に合わせて39.5mmを採用。大きすぎず小さすぎず、誰の手首にも馴染みやすい絶妙なサイズ感で、9.25mmというケースの厚みをより薄く感じさせるために、ベゼルには丁寧な面取りが施されている。また、ケースとラグの側面はヘアライン仕上げ、ラグの上面とベゼルの面取り部分にはポリッシュ仕上げを施し、このコントラストによってフォルムの美しさをより際立たせた印象だ。さらに、長く設計されたラグは先端が丸みを帯び、ケースバック側に大きく湾曲することで装着感が大きく向上している。

往年のプラスチック製風防をサファイアクリスタルで再現

風防も本機の見どころのひとつで、かつてのプラスチック製風防を彷彿とさせる円柱状の箱を被せたようなヴィンテージデザインを、現代の技術を用いてサファイアクリスタルで再現。硬度が高いサファイアクリスタルを滑らかなボックス型に切削することで、現代的な耐久性とヴィンテージの雰囲気を両立させた。ムーブメントには、信頼性の高いセリタ社製の自動巻きムーブメントをベースとするキャリバーRW4200を搭載。シースルーバックからは、レイモンド・ウェイルのイニシャルを象ったW字型ローターの動きが楽しめるのも、本機の魅力のひとつだ。ケースバックには、88本の限定モデルであることを証明する「ONE OF 88」の文字を見ることができる。

レイモンド・ウェイル「ミレジム センターセコンド インフィニット バーガンディー リミテッド エディション」 Ref.2925-STC-APC01 30万8000円/自動巻き(Cal.RW4200)、毎時2万8800振動、約41時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース(シースルーバック)、バーガンディーカーフレザーストラップ。直径39.50mm、厚さ9.25mm。5気圧防水。世界限定88本。2025年2月14日(金)発売予定。

 

問い合わせ先:ジーエムインターナショナル TEL.03-5828-9080 https://raymond-weil.jp ※価格は記事公開時点の税込価格です。

Text/三宅裕丈