手の届くラグジュアリー! トノー&スケルトンタイプのフライングトゥールビヨンウオッチにビビッドな3カラーの新作が登場

“ゼロから時計を再定義する”をコンセプトに、新しい腕時計を生み出す新興時計ブランド【ゼロ(ZEROO)】が、アイコンコレクション「T4-01」の新色となる「T4-01 トライエッジエディション」を発表した。特徴的なスケルトンデザインやフライングトゥールビヨン、トノーフォルムはそのままに、ビビッドな3カラーでデザインを再構築。各色限定1000本で、クラウドファンディング「CoSTORY(コストリー)」にて2025年7月31日まで先行予約受付中だ。価格は各35万2000円(税込)。

鮮やかなカラーリングで腕元に個性を添える

 

ゼロの代表作であるT4-01は、本来は超高額なトゥールビヨンウオッチを手の届く価格帯で実現した革新的なタイムピースとして人気を博している。トノーフォルムを活かした迫力あるフレーム設計のケースで、表裏だけでなく側面もスケルトン加工されており、緻密なメカニズムを楽しめることが特徴のひとつだ。複雑機構の代名詞と言えるトゥールビヨンだが、そもそもは姿勢差によって生じる精度の誤差を平均化するために発明された機構であるものの、近年ではそのルックスが機械式の醍醐味として広く受け入れられている。ゼロのように、驚くようなプライスでトゥールビヨンウオッチを実現したことも、トゥールビヨンが知られるきっかけとなった。なおT4-01は、3本のアームによって支えられて浮いているように見えるフライングトゥールビヨン(9時位置)をセット。オープンワークダイヤルのため、サファイアクリスタルガラス(両面)越しにダイナミックにトゥールビヨンを鑑賞することができる。

「トライエッジエディション」は赤・黄色・青のビビッドな3カラー

トライエッジのデザインコンセプトは、「構造(Structure)」「色彩(Color)」「時間(Time)」の3軸を際立たせること。「TRI」には三位一体となる本質的要素という意味が込められ、「EDGE」には鋭さや先鋭性といったニュアンスが込められている。これをベースに新作「トライエッジエディション」は、赤・黄色・青の三原色を採用した。赤と黒のコンビネーションは、情熱と力強さが共鳴するダイナミズムを。黄色×黒は、スポーティで高い視認性を持ち、精悍な印象を。青×シルバーは、未来感と軽やかさを融合した、透明感ある個性を追求したデザインとなっている。

2024年、T4はリニューアルが実施され、視認性や操作性も向上して実用面の評価も高まった一方、さらに高級感も増している。また、トゥールビヨンのキャリッジには、T6やT8にも採用されているシルバーカラーのテンワと、渦巻状のアームデザインを新採用。このキャリッジ周辺をシルバーで統一したことで、トゥールビヨンの鼓動を余すところなく堪能でき、上品さもプラスされた。

フェイスデザインで外せないのが、シンプルにまとめられている点だ。ダイアルフレームをサテン仕上げとし、情報を最小限に抑えることでこれを成立させた。また、各パーツの仕上げや設計を見直すことで、よりスタイリッシュな印象となっている。そのほかにも、時分針の仕上げはポリッシュからサテンに変更して判読性を高め、リューズをひと回り大きくして巻き上げ効率を上げている。

新作「T4-01 トライエッジエディション」は、ムーブメントとダイアルフレームの一体構造をあらゆる面からブラッシュアップし、細部に至るまでクオリティが高められている。そして、その鮮烈なカラーが放つ存在感によって、個性を際立たせる腕時計としてのニーズに応えるモデルとして注目を浴びることとなるだろう。

 

ゼロ「T4-01 トライエッジエディション」 Ref.ZT004-01BRD  35万2000円/手巻き(Cal.ZT01A)、毎時2万8800振動、約60時間パワーリザーブ。316Lステンレススチールケース(シースルーバック)、ラバーストラップ、サファイアクリスタル風防。縦48×横41mm、厚さ12.5mm。質量99g。3気圧防水。1000本限定。クラウドファンディング CoStory(コストリー)にて、2025年7月31日まで先行予約受付中。一般発売は、2025年11月以降の予定。

 

問い合わせ先:ゼロタイム TEL.042-638-8505 https://zerootime.com/ ※価格は記事公開時点の税込価格です。限定モデルは完売の可能性があります。

Text/WATCHNAVI編集部