【IWC】黄金の月と太陽が艶やかに輝くレッドゴールドケースの「ポートフィノ・オートマティック・デイ&ナイト 34」登場
スイスの高級時計ブランド【IWCシャフハウゼン(IWC SCHAFFHAUSEN)】がニューモデルを発表した。人気のドレスウオッチ「ポートフィノ」コレクションから、18Kレッドゴールド製ケースにデイ&ナイト機構を備える「ポートフィノ・オートマティック・デイ&ナイト 34」がリリース。価格は250万300円(税込)。
時代に左右されない「ポートフィノ」の魅力
「ポートフィノ」は1984年にファーストモデルが発表されて以来、世界中で愛されてきた。誕生にまつわるエピソードもユニークで、伝説の時計技師と称されたクルト・クラウスとデザイン主任のハノ・ブルチャーが、夜更けにワイングラスを傾けながら、一枚の紙にペンを走らせ、そこから「ポートフィノ」のアイデアが生まれたといわれている。彼らの創造性を刺激したのは、1950年代から60年代にかけて一世を風靡した、優雅で丸みを帯びたクラシカルなデザイン。モデル名に美しい田園風景が広がり、世界中のセレブリティがバカンスを楽しむイタリアの風光明媚な村にちなむことからも、開発当初から洗練されたコンセプトがあったことが伝わってくる。誕生から40年近くの時が流れても、その魅力は決して色あせることなく、カジュアルなデニムスタイルから華やかなイブニングドレスまで、どんなシーンにも自然に溶け込み、普遍的な輝きを放ち続けている。
18Kレッドゴールドを用いた34mm径ケース
今回、「ポートフィノ」コレクションに34mm径の18Kレッドゴールド製ケースに、デイ&ナイト機構を搭載した「ポートフィノ・オートマティック・デイ&ナイト 34」が新たに加わった。本機最大の特徴は、美しいフェイスデザインにある。シルバーメッキの文字盤に、ゴールドでアレンジした時分秒針と伸びやかなバーインデックスを用い、さらに12個のホワイトダイヤモンドをセッティング。このシルバーとゴールドが織りなす華やかなコントラストと、ダイヤモンドの眩い輝きが、気品と洗練をもたらしている。
6時位置に配されたデイ&ナイト表示は、太陽と月が昼夜の移り変わりを視覚的に表現。24時間かけてディスクがゆっくりと1回転し、正午には太陽、真夜中には月がディスプレイの上部に姿を現し、時の流れを優雅に告げるのだ。この太陽と月はゴールドカラーでデザインされており、針やインデックスとも美しい調和をもたらしている。
ストラップはクイック交換システムの装備
本機はケース以外にも、ラグ、リューズ、ケースバックに控えめながらも艶かな輝く18Kレッドゴールドを採用。コンパクトな34mm径ながらも、腕元での存在感は抜群だ。そして時計の心臓部として、50時間のパワーリザーブを備える自動巻きムーブメント、「キャリバー35180」を搭載している。トープカラーのカーフスキンストラップには、バタフライ式フォールディング・クラスプを標準装備。さらにブランド独自のクイック交換システムの装備により、オプション(別売り)ストラップとの交換を気軽にすることができる。
IWCシャフハウゼン「ポートフィノ・オートマティック・デイ&ナイト 34」 Ref.IW459805 250万300円/自動巻き(Cal.35180)、毎時2万8800振動、約50時間パワーリザーブ。18Kレッドゴールドケース、カーフスキンストラップ、ドーム型サファイアクリスタル風防(両面反射防止加工)。直径34mm、厚さ8.9mm。5気圧防水。
問い合わせ先:IWCシャフハウゼン TEL.0120-05-1868 https://www.iwc.com/jp/ja/ ※価格は記事公開時点の税込価格です。限定モデルは完売の可能性があります。
Text/三宅裕丈