黄金&漆黒のアバンギャルドなデザイン。1本針のスイスウオッチにニューモデル登場
【マイスタージンガー(MEISTERSINGER)】は、世界を代表するシングルハンドウオッチ(単針時計)を製造しており、数々のデザイン賞を受賞し、優れたスイスの時計製造技術を誇るブランドである。この秋、マイスタージンガーは「ブラックDLCケース」を採用した2つの限定モデル「カエノスDLCエディション」を発表した。
ゴールデンイエローが際立つ単身時計
2025年の「ウォッチズ&ワンダーズ」でデビューを果たした「カエノス」は、マイスタージンガーの単針時計コレクションを代表するモデルだ。スポーティで個性的な外観、統一感のあるスチールブレスレット、そしてiFデザイン賞やレッドドット・デザイン賞を受賞した造形美により、カエノスは新たな基準を打ち立てた。
両モデルのケースには、DLCコーティングが施されている。このハイテク素材は、傷に強く、非常に耐久性が高いだけでなく、カエノスのスポーティかつエレガントな個性を際立たせる仕上げである。そこにゴールデンイエローの文字盤を組み合わせることで、強いコントラストが生まれ、個性を獲得している。
奥行きを生むゴールデンイエロー
文字盤は2層構造を採用。上層のゴールデンイエロー部分には正確にカットされた数字とインデックスが配置され、下層に配された白と黒のプレートが覗くことで、立体感と高いコントラストを生み出している。さらに夜間でも視認性を確保するため、インデックスと針にはルミナス(蓄光)素材が施されている。特徴的な太い針は計器を思わせる造形で、こちらも光を蓄える仕様だ。
今回のDLCエディションでは、カエノスシリーズとして初めてレザーストラップを採用。厚みを持たせた細やかなシボ感のあるカーフレザーがケースと一体化するよう設計されており、標準ではイエローのストラップが付属する。ブラックのレザーストラップもオプションとして用意。バックルにもDLC加工を施し、ケースとの一体感を追求した仕様である。
どちらのモデルも、ブラックとゴールドで仕上げられた特製ローターを鑑賞できるサファイアガラス製の裏蓋を採用。各モデルは50本限定で、裏蓋にはシリアルナンバーが刻まれている。マイスタージンガーが提唱する“時をゆったりと味わう哲学”を、よりスポーティかつモダンに昇華した意欲作に仕上がっている。
マイスタージンガー「カエノスDLCエディション」 Ref.ED-KS905BL 価格未定/自動巻き(Cal.SW400)、38時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース(シースルーバック)、レザーストラップ、サファイアクリスタル風防。直径40mm。10気圧防水。世界限定50本。
マイスタージンガー「カエノス・オープンデイト DLCエディション」 Ref.ED-KSOD905BL 価格未定/自動巻き(Cal.SW200)、38時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース(シースルーバック)、レザーストラップ、サファイアクリスタル風防。直径40mm。10気圧防水。世界限定50本。
問い合わせ先:サイプレストレーディング TEL.06-6459-4140 https://meistersinger-watches.jp/ ※価格は記事公開時点の税込価格です。限定モデルは完売の可能性があります。
Text/平野翔太(WN編集部)