【ドレスポウオッチ徹底解説①】50万円以内で上品かつ個性的な時計がドレスポ!青文字盤が光る厳選モデルに注目!
比較的買い求めやすい価格のスポーツウオッチは、セカンドウオッチとして最適。
その中でも、あらゆるシーンにおいて活躍する「上品さ」と「存在感」を兼ね備えている時計が「ドレス・スポーツウオッチ」(=ドレスポ)と称されています。
他にも、ドレスポのサイズ感は「直径42mm以下または厚さ13mm以下」、価格相場はおおむね50万円以内(一部90万円以内)。
オーデマピゲのロイヤルオークや、パティックフィリップのノーチラスといったラグスポは、ケースサイズに上限はなく、厚さは12mm以下が主流。価格相場は120万円以上など、サイズ感と価格相場においても明確に違いがあります。
今回は、そんな「ラグスポ」とは似て異なるジャンルである「ドレスポ」の違いを徹底解説。
さらに、1本持っていれば大活躍間違いナシのドレスポを厳選3モデルピックアップしてご紹介します。
スポーティにもドレッシーにも着けこなすことができ、重宝しますよ。
<ドレスポの定義>
エレガントながらもスポーツウオッチ特有のスペックを持ち合わせる超高級時計の「ラグジュアリー・スポーツウオッチ」(=ラグスポ)。
似た時計ジャンルながらも、両モデルには明確な違いが。
素材や仕上げなどを例に比較し、違いを解説します。
素材
高級素材であるゴールド以外の金属や艶感のあるセラミック、最先端のカーボン素材などを使用するドレスポ(左)。
一方、ラグスポ(右)はステンレススチールを採用するのが基本で、セラミックやカーボンなどの特殊素材が使われることは少ないのが特徴です。
仕上げ
ドレスポ(左)ではツヤ感に重点を置いており、ポリッシュ仕上げやサンレイ仕上げなど、光沢を生み出す加工を採用することが多いです。
対して、ラグスポ(右)ではクラシカルなギヨシェ装飾といった、職人の手による伝統的な仕上げが施されます。
デザイン
クラシカルからスタイリッシュなデザインまで幅広く、爽やかなブルーを取り入れたモデルがよく見られるドレスポ(左)。
ラグスポ(右)ではオーソドックスなデザインが主流です。
<外装が美しいドレスポ3選>
ドレスポの魅力はそのスタイリッシュな美しさ。
サンレイ仕上げの文字盤が輝く時計や、船の窓からインスパイアされたモデル、ベゼルと文字盤のカラーがマッチし洗練されたスタイルに仕上がっているものまで、厳選した3本をご紹介します。
・ミッシェル・エルブラン「ニューポート ヨットクラブ」
船の窓からインスパイアされたデザインらしい優雅なフォルムが特徴的な「ニューポート」のフラッグシップ・コレクション。
海洋を彷彿とさせるブルーグラデーションの文字盤に楔型のインデックスが映える逸品です。
文字盤12時位置には操舵マークを設置。ベゼルにはヒンジ調ラグを採用しています。
・ファーブル・ルーバ「レイダー・シーバード」
神秘的な海をイメージしたブルー文字盤が優美なモデル。
夜光塗料が施された時針・分針が文字盤に映え力強い印象を与えます。
女性向けコレクションとして発表されましたが、男性にも好評を博しています。
・ボーム&メルシエ「クリフトン クラブ」
10.3mmのケース厚で、袖口への収まりがよく、スポーティにもドレッシーにも着けこなすことができるひと品。
サンレイ仕上げの美しい文字盤や、リューズからラグにかけての滑らかなケースラインで上品さを演出しています。
文字盤に映えるオレンジ色の秒針が存在感を際立たせます。