ひと目惚れ必至なアラウンド30万円の良作7選【ベーシックウオッチ編】

2016年はミドルクラスの価格帯で良作が数多く発表されました。中でも30万円を切るプライスレンジはデザインが幅広く、時計選びを楽しむという点で非常に狙い目です。そんなアラウンド30万円台ウオッチから、ビジネス用途で使いやすいベーシックなモデル3本を装着レポートと共にご紹介します。

 

賢い買い方をすれば衝動買いもOK

本格時計が30万円台で手に入ることを安いと思うか、高いと思うかは人それぞれでしょう。ただ、少し考え方を変えてみてください。

 

例えば、多くの正規店で用意されている無金利ローンを活用すれば、30万円の時計を24買い払いすれば、月々1万2500円で手に入る計算になります。これなら、携帯電話を2年間だけ2台持ちしているようなもの。一気に30万円が財布から飛んでいくよりかは、家計へのダメージも少ないでしょう。

 

積み立てるよりも先に買ってしまうことで満足感も得られ、その先の思い出作りを我慢する必要もありません。だから、賢い買い方さえ知っておけば衝動買いでも大丈夫。ここに紹介する魅力的な3本を見ても、まだ時計を買うことを我慢しますか?

 

絶妙に変更されたビジネスシーンの優等生モデル

↑ボーム&メルシエ「クラシマ デュアルタイム」31万8600円/Ref.M0A10272

GMT針の先端と文字盤外周の24時間スケールに爽やかなブルーをカラーリングし、時分秒針にもブルースチールを採用。直径40mmの新生クラシマは、文字盤中央の縦ストライプが広くなるなど、全体的にすっきりとまとめられています。

 

スーツスタイルのビジネスマンに特に人気のクラシマは、直径40mmで展開中。世界で使えるデュアルタイム仕様はブルーが全面的に配色され、より洋服に合わせやすくなっています。シャープに伸びるラグは、腕に沿うよう計算された設計です。

 

 

↑「GMT針は時分秒針の視認性を損なわない絶妙なサイズ感。上品さもあり、スーツとの相性は同価格帯でピカイチではないでしょうか」

 

美しいギョシェ装飾のロングセラーモデル

↑オリス「アートリエ デイト」19万4400円/Ref.733 7721 4051D

美しく彫り込まれたギョシェ装飾が時計の美しさを際立たせる、人気モデルの新世代バージョン。ケースが薄型になり、サファイアクリスタルもドーム型に変更されました。スクリューバックの採用により、防水性も5気圧にアップ!

↑「ギョシェ文字盤が上質そのもの。ドーム型サファイアガラスから続く傾斜付きラグのおかげで、快適な着け心地が得られます」

 

人気コレクションにSSブレスを初採用

↑ミッシェル・エルブラン「シティ オートマティックS」13万8240円/Ref.1650/B12

機械式時計の入門機として支持を集める人気シリーズにブレス仕様が登場。ケースと同じく、ブレスもポリッシュとサテンを使い分けて上質感を演出しています。メリハリの効いたサンドブラスト仕上げの文字盤も味わい深いです。

↑「価格もデザインも落ち着く時計。マットな文字盤は見やすく、随所の鏡面仕上げで高級感も。幅広いシーンで活躍が期待できます」

 

上記3本はベーシックなデザインでありながら、価格を感じさせない上品さを兼ね備えています。一本あれば必ず役立つことは間違いないでしょう。