クラシカルなトノーケースに温かく艶やかな琺瑯ダイアル【セイコー プレザージュ】
【セイコー プレザージュ(SEIKO PRESAGE)】から伝統工芸、琺瑯(ほうろう)で作られた文字盤を備える「セイコー プレザージュ クラシックシリーズ クラフツマンシップ 琺瑯ダイヤル」がリリースされる。発売日は2026年2月6日(金)。価格は23万1000円。
熟練の職人が手掛けた極上の琺瑯ダイアル
「セイコー プレザージュ」は、100年を超える長い歴史の中で磨き上げてきた時計作りの伝統を大切に受け継ぎながら、日本ならではの繊細な美意識を世界へと発信し続けているブランドである。今回そのラインナップに加わった「セイコー プレザージュ クラシックシリーズ クラフツマンシップ 琺瑯ダイヤル」は、伝統工芸の温もりと職人の情熱が息づく特別なモデルとあり、手作業でしか生み出せない豊かな表情が見どころ。陶器のような柔らかな白さと、潤いを感じさせる艶が魅力の琺瑯ダイヤルに、鮮やかな青い針や端正な黒のインデックスを組み合わせることで、まるで芸術品のような気品を漂わせている。美しい質感を実現するためには、その日の気温や湿度の変化に合わせて釉薬の配合を微調整するほどの繊細な感覚が求められ、熟練の職人が一点ずつ火を入れて丁寧に焼き上げることで、何十年経っても色褪せることのない普遍的な美しさが完成。この文字盤は、塗布面の仕上がりにおけるわずか0.01mmの厚みを見抜く眼力を持ち、寸法精度が厳格に求められるダイヤル製造において日本有数の職人と称される富士ホーロー株式会社の横澤満氏の監修を受け、その技術を正統に継承する内山和則氏が手掛けたものとなる。
精工舎初の懐中時計のオマージュとなるトノーケース
本機では、昨今の「プレザージュ」では珍しい優雅な曲線を描くトノー(樽型)ケースを採用しているが、これは1895年に誕生した精工舎初の懐中時計「タイムキーパー」への敬意を形にしたものだ。ダイヤルを眺めれば、クラシカルな世界観を現代的に解釈した意匠が随所に散りばめられていることに気づくだろう。トノー型の形状に寄り添うように配置された優美なローマ数字や、琺瑯ならではの厚みのある立体感を引き立てる24時針のサブダイヤル、そして線路を思わせる外周のレールウェイ目盛が、古き良き時代の情緒と知的な印象をより強く主張。また、単なる懐古趣味に留まらない工夫として、分針と秒針の先端をあえて文字盤側へと緩やかに曲げることで、針と目盛の距離を限界まで近づけている。これにより、滑らかなデュアルカーブサファイアガラス越しに、どの角度から見ても時刻を正確に読み取れる高い実用性が生まれている。
日本の伝統美と現代のライフスタイルに寄り添う機能性
日常のパートナーとしての心地よさにも徹底してこだわっており、表面に丸みを持たせたエレガントな5列ブレスレットは、腕のラインに優しく沿い、まるで肌の一部になったかのような滑らかな装着感を与えてくれる。内部には、メカニカルムーブメント「キャリバー6R5H」を搭載、同ムーブメントは約72時間のロングパワーリザーブを備えているため、金曜日の夜に時計を外して週末を過ごしたとしても、月曜日の朝に再び手に取った際に時を刻み続けている。このように本機は、日本の伝統美と現代のライフスタイルに寄り添う高い機能性が高次元で融合。時間を知るための道具であることを超え、持ち主の人生に寄り添うパートナーとして大いに活躍してくれるはずだ。
セイコー プレザージュ「クラシックシリーズ クラフツマンシップ 琺瑯ダイヤル」 Ref.SART013 23万1000円/自動巻き(Cal.6R5H、手巻き付き)、毎時2万1600振動、約72時間パワーリザーブ。ステンレススチール製ケース(シースルーバック)&ブレスレット。縦46mm×横35.9mm、厚さ12.5mm。日常生活用強化防水(5気圧)。2026年2月6日(金)発売予定。
問い合わせ先:セイコーウオッチお客様相談室 TEL.0120-061-012 https://www.seikowatches.com/jp-ja/ ※価格は記事公開時点の税込価格です。限定モデルは完売の可能性があります。
Text/三宅裕丈