【オン・オフ楽しむあなたに】デキるビジネスマンなら絶対持っておきたい！ワールドタイマー、GMT…個性を主張できる秀逸モデルとは？！～後編～

機械式腕時計の基本となる13の機能を各モデル毎に解説する本企画。
後編では、オンもオフも楽しむあなたにぴったりな時計を中心にピックアップ。
充実の機能性を誇りつつ、個性が光るデザインが魅力的なものばかりです。

たとえば、海外出張時に使える「ワールドタイマー」はプライベートの旅行でも大活躍。
専用針で時刻を設定し、指定時間の到来を告げる「アラーム」は1日の時間管理に何かと重宝します。

WATCHNAVI Salon新人女性編集マリナのコメント付きで、デキるビジネスマン必須のモデルをご紹介します！

＜機能で選ぶ腕時計その3＞

・GMT

ダイアル内を24時間で一周する専用のGMT針と24時間表記のベゼルなどを用いて2つの時刻を同時に示す機能。
国際派ビジネスマンなどに最適です。
海外旅行が多い人は、旅先で日本の時刻を確認する際にも活躍します。

イチオシ時計：ロレックス「オイスター パーぺチュアル GMT マスターⅡ」

コメント：ペプシコーラのような鮮やかなベゼルカラーがさり気なく個性を主張してくれるモデル。スーツの袖口からすっとこの時計が登場したら思わず目を奪われてしまいそうです。

1955年、航空会社のパイロットのために開発された初代GMTマスターと同じ赤×青のベゼルをセラミックで表現。
24時間目盛りはPVD加工によるプラチナコーティングを施しています。
3時位置に表示される日付は、ローカルタイムの表示と連動。

・ワールドタイマー

ダイアル外周部に時差別に書かれた世界の主要24都市名と24時間で1回転するインナーリングで各都市の現在時を表示します。
各国の株式＆為替相場の確認や、ユーロ圏の周遊など、ワールドワイドに活躍する人に最適な機能です。

イチオシ時計：パテック フィリップ「ワールドタイム」

コメント：様々な都市名を見ているだけで気分が上がります。すぐにでも旅に出たくなるデザインが魅力的。1本持っていれば、海外の方とも話が弾みそうです。

 

1960年代に誕生した「ワールドタイム」をモデルチェンジした同機。
ラグやケースの形状、針のデザインが一新されました。
ケースサイズは5130系よりもサイズダウンした38.5mmを採用。

・レギュレーター

３つの針で「時」「分」「秒」をそれぞれ独立表示。
秒単位や分単位など、単位ごとの読み取りが瞬時に行えるので、精密測定時などに便利です。

イチオシ時計：クロノスイス「フライング・レギュレーター ナイト＆デイ」

コメント：とにかく美しい文字盤に胸が高鳴ります。上品で繊細なデザインは場所を問わず使用できそう。身に着ける度に気分が上昇し、毎日が格上げされること間違いなしです。

ダイアルはムーブメントの地板を兼ね、6時位置のインダイアルと軸受けは秒針と同じ高さでスケルトン化。
秒針と連動する歯車の動きが見られます。
9時位置には、星空と青空の半ドーム状に表現されたナイト＆デイ表示をセット。水平に回転することで昼夜の別を表示します。

・アラーム

専用針で時刻を設定。その時刻になると内臓されたハンマーなどが金属塊や盤をたたいて音を鳴らし、時刻到来を告げます。
会議の開始時刻設定など、ビジネスシーンのタイム管理などにも役立ちます。

イチオシ時計：ジャガールクルト「マスター メモボックス」

コメント：クラシカルなデザインの文字盤に青い秒針が映える1本。全体的にシンプルなデザインですが、3時位置のデイト表示など実用性も抜群なのが嬉しいポイントです。アラームの味わい深い音を楽しめるのも機械式腕時計ならでは。

世界初の自動巻きアラームウオッチとして誕生した「マスター メモボックス」。
時刻設定用とアラーム設定用の2つのリューズが装備されています。
ケースバックにはエングレービングが施されており美しい仕上がり。