【秋冬入荷予定】ムーブメントの造形美、驚異の価格帯…最新ウオッチはこの4カテゴリに注目すべし!

秋冬にかけて各店に入荷予定の最新ウオッチをご紹介する本企画。編集部のコメント付きで旬のトレンドを解説しながら、皆さんの時計選びをお手伝いします。
カテゴリは、ドレッシーなのにスポーティでもあるという正反対の要素を融合させて生まれるギャップが特徴の「ドレスポ」、オリジナルを再現した「復刻」、ムーブメントの動きが見られる「スケルトン」、3~10万円台の良心価格で展開される「カジュアル」の4つ。
ラインナップは、今年のSIHHやバーゼルワールドで発表されたモデル中心。ハイブランドながら価格を抑えた注目の1本や、美しいムーブメントが楽しめるものなど、見逃せない逸品ばかりです。
早速チェックしましょう!

<ドレスポイチオシはこれ!>

ついに登場したエントリーモデルの最新型
パネライ「ラジオミール ロゴ 3デイズ アッチャイオ 45㎜」※発売中

Ref.PAM00753 
47万5200円
手巻き(Cal.P6000)
3日間パワーリザーブ
ステンレススチール
直径45mm
100m防水

パネライの入門機「ラジオミール」が、3日間パワーリザーブを有する自社製手巻きムーブメント「Cal.P.6000」を搭載して進化。非自社製であった先代モデルから、価格が据え置きな点も魅力的です。インデックスには夜光塗料「スーパールミノバ」を使用し、夜光での視認性も抜群。

<オススメコメント>

「ドレッシーの極みである“2針ノンデイト”にも関わらず、大型クッションケースにセットされたワイヤーループ式ラグや大型リューズなど、ミリタリー由来の意匠が融合。この極端な振り幅が非常に面白いところ」(ライター・篠田)

<復刻イチオシはこれ!>

憧れの雲上ブランドが遂に射程圏内に!
ヴァシュロン・コンスタンタン「フィフティーシックス・オートマティック」※9月発売予定

Ref.4600E/000A-B442 
138万2400円(予価)
自動巻(Cal.1326)
約48時間パワーリザーブ
ステンレススチール
直径40mm
3気圧防水

2018年に発表された新コレクション。コストを下げるためにあえてジュネーブ・シールは取得せず、100万円台前半という同社としては驚異の価格帯を実現しました。
ケースのラグの形はマルタ十字の4枝の紋章から着想を得ています。サファイアクリスタルを採用したケースバックからは、コート・ド・ジュネーブ装飾などが施されたムーブメントの動きを鑑賞することができます。

<オススメコメント>

「1956年に発表された、ブランド初の自動巻きムーブ搭載機をモチーフに、優雅で躍動感ある男の時代を再現。マルタ十字を象ったラグや、飛び数字のセクターダイアルなどレトロコンテンポラリーが漂います」(時計ジャーナリスト・柴田)

<スケルトンイチオシはこれ!>

ムーブメントの造形美を全面で楽しみ尽くす
ジャケ・ドロー「グラン・セコンド スケルトン ホワイトゴールド」※9月発売予定

Ref.J003524240
395万2800円
自動巻き(Cal.Jaquet Droz 2663 SQ)
毎時2万8800振動
約68時間パワーリザーブ
18KWG
直径41.5mm
3気圧防水

ジャケ・ドローのフラッグシップコレクション「グラン・セコンド」。文字盤上部の時分針ダイアルと、下部の秒表示が絶妙なレイアウトで重なり合ってアラビア数字の「8」を形成しているのが特徴です。
本機は、自動巻きCal.2663を美しくリデザインした、初のスケルトンウオッチ。ムーブメントのブリッジ部分は限界まで肉抜きし、ゴールド製ローターもフレームのみ残してカットアウト。全面が明るく見渡せます。

<オススメコメント>
「グラン・セコンドなのに秒針よりもムーブメントを観てしまうほど、非常に綺麗なスケルトンウオッチ。ダイアルを留めるネジの向きを揃えるなど、細かい芸も散りばめられていて、非常に見応えがある一本です」(ウオッチナビ編集部)

<カジュアルイチオシはこれ!>

売り切れ御免!超強力コラボウオッチの最新作
カシオ「G-SHOCK×NEW ERAコラボレーションモデル」※発売中

Ref.DW-5600NE-1JR 
1万8360円
クオーツ
樹脂
20気圧防水

ニューエラを代表するベースボールキャップ「59FIFTY」のサイズステッカーの配色であるブラック×ゴールドを文字盤に施したモデル。裏蓋には「ニューエラ」のフラッグロゴを刻印。「59FIFTY型」の特製パッケージも付属しています。

<オススメコメント>

「ニューエラとのコラボは、毎回完売の人気モデル。今回は、G-SHOCK誕生35周年の節目らしく、初代モデルの流れを汲む定番5600系がベースになっているので、装着感はすでにお馴染みのはず。見つけたら即決を!」(ライター・大野)