【フランクミュラー 新作時計2018】スケルトンウオッチを中心に、ワールドタイマーやマリン系も発表(FRANCK MULLER)
2018/10/15 15:00
フランクミュラーは、“天才時計師”フランク ミュラーと、ヴァルタン シルマケスが創設。トノウカーベックスで世界トップブランドに。その後も「マスターバンカー」(1996年)や「クレイジー アワーズ」(2003年)など話題作を発表し続ける。
得意の複雑機構とスケルトンでヴァンガードを拡充
いまや時計だけに留まらず、日本のGinza Six内フラッグシップショップで超高級パティスリーを手掛けるなど、多彩な展開を続けるフランク ミュラー。その本拠地であるジュネーブ郊外のウォッチランドで披露された新作は、スケルトンウオッチが中心となった。なかでもヴァンガードには、グランドコンプリケーションやマスターバンカーなど同社を代表する複雑機構を初搭載。ワールドタイマーやマリン系も発表されて新展開を見せた。
要塞のようなグランドコンプリケーションの構造美
複合ケースが特徴的なヴァンガードから登場した圧巻のスケルトン コンプリケーション。複雑機構の最高峰と称されるミニッツリピーターに、フライング トゥールビヨンも加えた手巻きムーブの動きをたっぷり堪能したい。
ダイアル中央にロック機構付きのインナーベゼルを配した、タフなトノウケースの新マリンウオッチ。夜光をたっぷり塗布した極太の時分針とインデックスが、海中での視認性を確保する。
ひとつのムーブメントで独立したダイアルに3つの時間帯を表示するマスターバンカーを、初めてスケルトン化。従来は3時位置にあった日付表示を9時位置に移し、6時位置で第2時間帯、12時位置で第3時間帯を表示する。
2015年に発表された大反響を呼んだ、自転しながら公転する地球のような大型キャリッジを、海洋方位磁針風にブルーでデザイン。ブリッジをはじめ、極限までスケルトナイズした構造は感動的。
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