【プレバーゼル2019 タグ・ホイヤー】新素材を使いつつ、クオリティにもこだわり抜く(TAG HEUER)
3月21日(木)から開幕する「バーゼルワールド」目前! 今年はどんな新作が発表されるのでしょうか。先行公開された各ブランドの新作たちをご紹介します!【タグ・ホイヤー編】
新素材を使いつつクオリティにもこだわり抜く
異素材を使うのは、デザイン表現の幅や機能性を高めるのが目的。当然付加価値が高まるので価格帯も上がりますが、タグ・ホイヤーの場合は、そのロジックには収まりません。
タグ・ホイヤーは時計業界としては初となる、カーボンコン ユーザビリティを 意識した新素材「ポジット製のひげゼンマイ」を採用したトゥールビヨンを発表しました。圧倒的に軽く、衝撃の影響を受けにくいという優れた性能を持ちながら、これを搭載する本機は非限定。革新の技術をきっ ちり量産ラインに乗せるあたりが、さすがタグ・ホイヤーです。新素材を性能向上のために使用するという明確な信念が、結果として〝ブランドの誠実さ〞へとつながるのです。
ウオッチナビ編集部が見るタグ・ホイヤーの次の手
「2019年早々、タグ・ホイヤーからまたも革新的な技術が発表されました。時計業界において数社しか製造していない、ひげゼンマイを自社開発・内製しこれを実装した時計を作り上げたのです。自社製ひげゼンマイはカーボンコンポジットが用いられ、他の素材と比べて軽量で、密度が低く重力や衝撃の影響を受けにくいという。1mの高さからの落下実験において、金属製は曲がり、シリコン製は割れるなか、このひげゼンマイは完全な状態を保ったそうです。
もちろん金属ではないため、完全な耐磁性能も持ちます。今回のトゥールビヨン搭載機でその精度の安定性が担保されれば、今後その他のモデルに波及する可能 性は非常に高いでしょう。イチ早 く新素材で時計の心臓部を進化させたタグ・ホイヤーは、やは り業界を牽引する存在なのです」
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