【TOKYOタイムピース Part4】東京の街に似合うスケルトンウオッチ「ウブロの ビッグ・バン メカ-10」
2019/5/1 7:00
見栄えを意識しつつも先鋭的。だから東京には、スケルトンウオッチが良く似合います。魅惑のスケルトンウオッチから街の風景を見透かしたときに生まれる「街と時計」のストーリーに、耳を傾けてみましょう。【Part4】
新たな価値を想像する
異素材の組み合わせでメカニズムを際立たせる
「そこにあるものを演奏するな。そこに無いものを演奏しろ」
これはジャズトランペット界の巨匠マイルス・デイヴィスが残した言葉です。マイルスが1968年に制作した『マイルス・イン・ザ・スカイ』 は、「フュージョンの原点になった」 と言われるほどの名作。そもそも 「フュージョン」とは昔ながらのジャ ズ、ロック、ラテン音楽など、いろいろな音楽要素をひとつにまとめて、ジャズ風に演奏する手法のことです。 彼はこのアルバムでエレキなどの電子楽器とジャズを融合して、〝そこには無い〞ジャズを目指したわけです。
高級時計にラバーベルトを組み合わせたウブロの信条も「フュージョン」。「ビッグ・バン メカ- 10 」 は、ブランドコンセプトを象徴する新たなモデルです。自社開発されたムー ブメントは、約10日間のパワーリザーブと、223個のパーツから構成されるスケルトンキャリバーを備えています。ケース、ベゼルなどはハイテクなセラミック素材であるジルコニアを採用していますが、これはスチ ールよりも軽量で高い耐傷性を備え、経年変化にも強いのが特徴です。
カラーリングもインディゴブルーで美しく、ラバーストラップも同色。ウブロのコンセプトである“異素材のコンビネーション”を意識させないほど完璧に馴染んでいる、ウブロの名品「ビッグ・バン」の新たな象徴ともいうべき1本でしょう。