高度な技術と意匠、実用性を備えたヴァシュロン・コンスタンタンの1本――TOKYOタイムピース
現代のジャングルを共に生きる時計は、タフでありながら、気品も携えていることが求められます。このサバイバルな時代でトップに立つ、特別なリーダーたちに相応しい「TOKYOタイムピース」を紹介。【ヴァシュロン・コンスタンタン編】
構成/ウオッチナビ編集部 文/小暮昌弘
撮影/シバサキフミト スタイリング/石川英治(TRS)
時計もタフでなければ生きていけない。
優しくなければ生きていく資格がない。
男はタフでなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない──いろいろな訳がありますが、これはある日本映画のキャッチコピーとして使われ一挙に広がったものです。しかしもともとは作家レイモンド・チャンドラーが書いた小説『プレイバック』の、私立探偵フィリップ・マーロウの名台詞。紳士のたしなみを象徴するようなことではないでしょうか。この小説が書かれたのは、1958年ですが、いまでも通用するものです。いや、殺伐としたことも多いいまだからこそ、大いに謳いたい言葉ではないでしょうか。
時計の場合もこれと同じことがいえるかもしれません。1755年創立、ジュネーブを代表するブランド「ヴァシュロン・コンスタンタン」。「オーヴァーシーズ・デュアルタイム」は、タフな実用性と、使い手にとって優しい操作性が両立した一本です。
モデル名の「デュアルタイム」からも容易に想像できるように、2つのタイムゾーンが同時に読み取れる仕組みで、その設定も簡単。世界中と飛び回るジェットセッター=現代の紳士に最適なモデルだと断言できます。
しかも15気圧の防水性能を備えたケースで、同ブランドのシンボルであるマルタ十字を思わせるベゼルの形状が精悍な印象を与えてくれます。白い文字盤とSSのブレスレットというシンプルなデザインは、タフで優しい男、マーロウに似合うと思うのは、私だけでしょうか。
問:ヴァシュロン・コンスタンタン TEL.0120-63-1755
https://www.vacheron-constantin.com/jp/home.html