国際的なプロダクトデザイン賞を受賞したスイス製スケルトンウオッチが11月リリース

スイスの高級時計ブランド「モーリス・ラクロア」は、美しい仕上げのケースやツウ好みの本格機能を備えるコレクションで高く評価されている。近年はアイコンシリーズが世界中でヒットしており、その勢いのまま新作「アイコン オートマティック スケルトン ブラック」がレッド・ドット・デザイン賞を受賞するという快挙を成し遂げた。本作の価格は71万2800円で、発売は11月の予定。希少な世界限定250本(日本入荷30本)である。

 

モダンで精悍なオールブラックのスケルトンモデル

モーリス・ラクロア「アイコン オートマティック スケルトン ブラック」Ref.AI6028-PVB01-030-1 71万2800円/ブラックPVD加工を施したステンレススチールケースに、同素材のダブルフォールディングバックルを備えたカーフストラップをセット。イージーチェンジャブル機構。自動巻き。直径45mm。10気圧防水。世界限定250本(日本入荷30本)

「レッド・ドット・デザイン賞」とは、ドイツ・エッセンのノルトライン=ヴェストファーレンデザインセンターが主催する国際的なプロダクトデザイン賞で、新作「アイコン オートマティック スケルトン ブラック」は、2019年度の受賞作品に選ばれた。

「アイコン」について、まずは触れておきたい。1990年代のモーリス・ラクロアのベストセラーモデル、「カリプソ」の復刻版として生まれたコレクションで、一体化した防水ケース、6つのアームをあしらったベゼルが囲むフラットな風防、ストラップにあしらわれた「M」のアプライドロゴなどは、カリプソのアイデンティティーを示すディテールであり、アイコンシリーズへと継承された。

「アイコン オートマティック スケルトン ブラック」が優れたデザインとして評価を受けたのが、特徴的なアームを持つアグレッシブなケースデザインと、繊細なムーブメントのオープンワーク(ムーブメントが鑑賞できるように文字盤をスケルトン化すること)を組み合わせた革新性だ。加えて、特殊な表面加工によってマットブラックで覆われたオールブラックの外観も美しく、これらが織りなすコントラストこそ、最大の魅力といえる。

搭載する自動巻きムーブメント「キャリバーML234」は、自社製の手巻きキャリバーML134をベースに開発されたスケルトン仕様。文字盤上にセットされたロジウムプレートのバーインデックスと針には、ホワイト色のスーパールミノバを塗布し、暗闇でも高い視認性をキープしている。

トレンド感のある“オールブラック”と“スケルトン”を巧みに組み合わせ、モダンでアヴァンギャルドなニューデザインへと昇華した「アイコン オートマティック スケルトン ブラック」。レッド・ドット・デザイン賞の受賞によって、さらに注目度が増すに違いない。

 

問:DKSHジャパン TEL.03-5441-4515
https://www.mauricelacroix.com/jp_ja/