伝説的な木製航空機に敬意を表するブライトリングの新クロノグラフ

“プロのための計器”を手がける航空時計の雄、ブライトリングが新作「アビエーター 8 B01 クロノグラフ 43 モスキート」を発表した。そのデザインは、1930年代から’40年代に同社のユイット・アビエーション部門が設計したオンボードクロックと、視認性のよさで評価の高かったRef.765 AVIをベースとしている。同時に、第二次世界大戦にも使われたイギリスの航空機「デ・ハビランド モスキート」への敬意を表すモデルとして企画されたことから、その特徴的な意匠も取り入れている。

 

傑作時計×名航空機が時を越えてコラボレーション

ブライトリング「アビエーター 8 B01 クロノグラフ 43 モスキート」 Ref.AB01194A1B1X1 価格未定/自動巻き。ステンレススチールケース。直径43mm、厚さ13.97mm。100m防水。ドーム型両面無反射コーティング済みサファイアクリスタル風防。シースルーバック

 

ブライトリングの最新作「アビエーター 8 B01 クロノグラフ 43 モスキート」は、1938年に創設されて輝かしい功績を収めたユイット・アビエーション部門が設計を担当したというオンボードクロックと、コ・パイロット(副操縦士)の愛称で親しまれた視認性の高いRef.765 AVIをベースに、デザインが生み出された。

ブライトリングが生んだこの2つの傑作時計とほぼ同時期、イギリスからは高速航空機として名を馳せた「デ・ハビランド モスキート」が登場。同機は機体の大部分が木製という、航空史においても極めて特異な存在だった。この機体に触発され、尊敬の念を示す意味も含めて名を冠する「アビエーター 8 B01 クロノグラフ 43 モスキート」が製作されたのである。

ブライトリングのジョージ・カーンCEOは、次のように語っている。
「デ・ハビランド モスキートは、航空界の歴史において真にユニークでアイコニックな航空機です。極めて革新的なデザインと素材を駆使し、独創的な存在として際立っていました。アビエーター 8 B01 クロノグラフ 43 モスキートは、成功を収めたこの航空機を懐かしく想い起こさせる腕時計です」

 

「デ・ハビランド モスキート」譲りのレトロなディティール

「アビエーター 8 B01 クロノグラフ 43 モスキート」の時間を計れる回転ベゼルは、ステンレススチールにサテン仕上げとADLC(非晶質ダイヤモンド風カーボン)コーティングを施したこだわりの仕様。DLCよりも黒が強調され、同時にダイヤモンド並みの硬質さも構築される。このブラックADLCベゼルとレッドポインターの対比が、レトロチックな雰囲気を醸し出しているといえよう。ちなみにこの黒は、デ・ハビランド モスキートの夜間飛行をイメージしたという。

さらに同系色のオレンジの針とレッドのマーカーが入ったインダイアルを採用。このアクセントカラーは、デ・ハビランド モスキートの機体にあしらわれた丸窓とマークを想起させるディテールである。その世界観にマッチする、ブラウンのヴィンテージ調レザーストラップがセットされる。

ケースバックの中央はサファイアクリスタル製で、仕上げの美しいキャリバー01を鑑賞することできる。この自社製ムーブメントは、COSC認定クロノメーターを取得した高精度仕様で、約70時間のパワーリザーブを実現する。

“木造機の奇跡”と称されるデ・ハビランド モスキートは、その軽量さから同じくイギリス製のスピットファイアよりも速く飛行できたという。この伝説的な戦闘機とブライトリングの優れたアーカイブが出会ったことで、ヴィンテージルックなクロノグラフが誕生した。航空界に寄与してきたブライトリングだからこそ実現した、完成度の高いニューデザインの一本である。

 

問:ブライトリング・ジャパン TEL.03-3436-0011
https://www.breitling.co.jp/