アスリートがプレー中に着用できるオメガ「シーマスター アクアテラ“ウルトラライト”」
1848年の創業以来、時計の発展に大いに貢献してきた「オメガ」は、NASA(アメリカ航空宇宙局)の公式装備品に選ばれるなど、後世に語り継がれるようなエピソードに事欠かない。そんな老舗ブランドが新たにチャレンジしたのが、アスリートがプレー中でも着用可能なスポーツウオッチの開発。重さを感じさせず、プレーに影響を与えない着け心地にこだわったという。この衝撃的なニューモデルは、世界トップレベルのゴルファー、ローリー・マキロイが開発に携わっていた。
わずか55グラム! アスリートのための超軽量タイムピース
プロアスリートのように、パフォーマンスの向上を常に追求するオメガが新たに発表した「シーマスター アクアテラ “ウルトラライト”」は、その名が示す通り、たった55g(ファブリックストラップ込み)という超軽量な時計だ。ベースモデルは「シーマスター アクアテラ 150m」で、ケースと裏蓋、リューズに特殊合金のガンマチタンを使用。同素材は軽量かつ強靭で、主に宇宙や航空の産業で使われており、オメガとしては初めて採用する。またムーブメントは、耐衝撃性を考慮して自動巻きではなく手巻きとし、通常は真鍮製の地板と受けをセラミックチタン製にしている。
驚異的な軽さと人間工学に基づく設計によって、着用時に重さを感じず、プレー中でも優れた着用感が得られる「シーマスター アクアテラ “ウルトラライト”」は、これまでのオメガコレクションの開発で培った技術とあらゆる試行錯誤の末、ようやく完成を見たという。これにアスリートの視点から助言を加えたのが、同社アンバサダーを務めるトップゴルファー、ローリー・マキロイである。
ローリー・マキロイのコメント
「オメガの新しい軽量スポーツウオッチの開発に加われたことを、誇りに思っています。アスリートが時計に対して何を求めるかということは、よくわかっています。今回のオメガとのコラボレーションでは、私の意見を活かしながら各部分を改良していきました。新作“ウルトラライト”は、着け心地がとにかく抜群です。どんなスポーツをするときでも、その素晴らしさを実感できるでしょう」
先進的なマテリアルと機能、そしてデザインを採用
ケースに使われているガンマチタンは、チタンとアルミから成る合金。軽量ながら表面硬度が高く、強度も高い。そのためセラミックとは違って、かなりの衝撃が加わっても割れることがないという。また外観を損なうことなく、シーマスター アクアテラの美しいデザインも見事に踏襲している。
特徴的なディテールひとつが、リューズ。オメガ初のプッシュ式になっていて、押すとケース内に格納され、もう一度押すと飛び出して操作可能になる。使わない時はケース内部に収めることで、手首に当たらないようになり、接触による破損を未然に防ぐことができる。この設計を取り入れながら、ベースモデル「シーマスター アクアテラ 150m」と同じ15気圧防水を実現したことも評価できる。
ムーブメントも注目に値する。搭載する新開発の「キャリバー8928チタン」は、ブリッジとメインプレートにセラミックチタンを用い、部品間の摩擦を軽減。自動巻きよりも衝撃に強い手巻きを採用した。オメガ独自のコーアクシャル エスケープメント、フリースプラングテンプにシリコン製ヒゲゼンマイ、直列に配置されたツインバレルなど、同社が誇る最新鋭パーツが投入されている。これによって1万5000ガウスの耐磁性能や72時間パワーリザーブを実現。METAS(スイス連邦計量・認定局)によるマスター クロノメーター認定も受け、完璧な精度と信頼性を獲得している。
問:オメガお客様センター TEL.03-5952-4400
https://www.omegawatches.jp/ja/