ミニマリズムを体現するドイツの時計ブランドが日本の四季を意識した限定モデルを発表
2019/10/20 20:00
高品質なモノ作りで定評のあるドイツにおいて、古くから時計産業が根付いた東ドイツ発のブランド「ノモス グラスヒュッテ」から、日本限定モデルが発表された。「Four Seasons(四季)」と名付けられた本コレクションは、日本の伝統工芸技術を用いたドイツ×日本の“合作”といえる特別な逸品となっている。
日本の四季をイメージした4つの限定ウオッチ
今年、ドイツの芸術や産業に多大な影響を与えた美術学校、「バウハウス」が創立100周年を迎えた。ノモス グラスヒュッテもまた、バウハウスのデザイン哲学を受け継ぐ時計ブランドであり、来年2020年は同社にとって創立30周年という節目を迎える。かつて時計師3人からスタートし、いまやドイツ国内随一の生産力を誇る時計メーカーへと成長したノモス グラスヒュッテは、記念すべき2019-2020年に向けて、ドイツの伝統的な時計作りとバウハウスのスピリット、そして親愛なる日本の伝統工芸とを融合したプロジェクトを進めてきた。
今回リリースされる日本限定モデルは、アイコニックな「タンジェント」をベースとし、日本の四季を「秋・茜」、「冬・屋久杉」、「春・槐樹(えんじゅ)」、「夏・藍」の各色で表現。ダイアルのミニッツマーカー部と、カーフストラップ(日本に古くから伝わる草木染めで仕上げる)に使われている。
日本の四季になぞられた4つの「Four Season」シリーズ。モノづくり大国、ドイツの象徴的な時計であるノモス グラスヒュッテが、日本の伝統技術と季節美に敬意を表する形で製作されるリミテッドモデルをコレクションすれば、いっそう季節の移ろいを楽しむことができそうだ。
問:大沢商会 時計部 TEL.03-3527-2682
https://nomos-glashuette.com/ja