電車好きと時計好きが大注目! セイコー国産鉄道時計90周年記念限定モデル

ジャパンウオッチを代表するセイコーは、1913年に国産初の腕時計「ローレル」の製造を開始し、1969年には世界初のクオーツ腕時計「クオーツ アストロン」を発売するなど、古くから海外でも高く評価されてきた。もちろん国内での信頼は厚く、JRの前身である国鉄に鉄道時計を納品していた実績を持つ。今年はその国産鉄道時計第一号として認められてから90周年という節目で、記念限定モデルをリリースする運びとなった。アンティークのような雰囲気を持つ本作は、時計コレクターはもちろんのこと、“鉄オタ”の心をもがっちり掴むことだろう。

セイコー「国産鉄道時計90周年記念限定モデル」Ref.SVBR007 6万6000円/クオーツ。ステンレススチールケース(金色めっき)。直径50.4mm、厚さ13.4 mm。限定1014個

正確無比として多くの鉄道員が使った鉄道時計へのオマージュ

鉄道の安全運行に欠かせない時間管理を担う鉄道時計には、精度とともに高い視認性と堅牢性が求められた。1929年、外国製品に替わり、セイコーの機械式19型懐中時計「セイコーシャ」が国産として初めて鉄道時計の指定を受けたのだ。以来、クオーツへの変遷や機能の進化を遂げながら、セイコーの鉄道時計は現在も運転士の相棒として使われ続けている。

発売された「国産鉄道時計90周年記念限定モデル」は、「セイコーシャ」が国産鉄道時計として認められてから90周年を記念するもので、当時の雰囲気を再現した特別モデルである。イエローゴールドカラーに仕上げられたケースには、卒寿(90歳を迎えた人に対する長寿祝い)祝福の色とされるパープルの提げ紐を取り付け、裏蓋には記念文字とシリアルナンバーが刻印されている。

なおコレクションアイテムとして保存性を高める木製ボックスを付属。時計収納の際には卓上時計としても使えるよう、見やすい角度で立てかけることができる。ちなみに、中途半端に思われる“1014個”の限定数は、10月14日の鉄道の日にちなんだもの。国産初の鉄道時計を生み出し、日本の時計界だけでなく鉄道界も支えてきたセイコーだからこそ実現した、スペシャル感満載のポケットウオッチの誕生である。

問:セイコーウオッチお客様相談室 TEL.0120-061-012
https://www.seikowatches.com/jp-ja