千葉の人々にマー君の想いよ届け！「ウブロ×田中将大 チャリティ―イベント～Pray for CHIBA」イベントレポート

現在、最もメジャースポーツと関わりの深いブランドといっても過言ではないウブロが、同社アンバサダーであるニューヨーク・ヤンキースの田中将大選手をゲストに迎え、チャリティーイベントを開催した。本イベントは、2019年9月に発生した台風15号、10月に発生した台風19号や豪雨の被害を受けた千葉県被災地への支援が目的。メインプログラムとなるターゲットチャレンジでは、田中選手とともに集った20名の小学生がワンチームとなってすべての的を落とし、150万円の寄付額を獲得した。獲得金額は、NPO法人千葉県少年野球連盟に野球道具として寄付される予定だ。

「ウブロ×田中将大 チャリティ―イベント～Pray for CHIBA～」

12月2日(月)、明治神宮外苑の室内球技場にて開催された「ウブロ×田中将大 チャリティ―イベント～Pray for CHIBA～」には、田中選手のほかに20名の小学生が参加。冒頭に田中選手がサンタクロース姿でサプライズ登場すると、会場からは大きな歓声と拍手が起こった。マー君サンタが用意したサインボールを受け取った子供たちが浮かべた嬉しそうな表情がとても印象に残っている。

サプライズ演出のあとは、今回のチャリティーイベントのメインとなるターゲットチャレンジに向けて、子供たちがウォーミングアップを開始。肘の手術を行い経過観察中の田中選手も時折、子供たちに混じってキャッチボールをしながら投球術を伝授していた。しっかり肩を温めた子供たちは、本番に向けたステップとしてピッチング練習を開催。ここでは田中選手がキャッチャーとなり、子どもたちの全力投球を受ける姿を見ることができた。田中選手を目がけて本気でボールを投げる子供たちに対し、田中選手は“ナイスボール！”と返す微笑ましくも真剣なやりとりが、会場の想いをひとつにしていく。

そして始まるメインイベント「ターゲットチャレンジ」。これは、金額の書かれた大小の的を目がけてピッチングを行い、当てた的の合計金額で千葉県へのチャリティー金額が決まるプログラムだ。当初の予定では、代表10名が挑戦することになっていたようだが、田中選手の“1つのチームだからみんなで投げないと！”という呼びかけにより、全員でのチャレンジに変更。「全員で同じ目標に向かったからこそ目標を成し遂げることができたと思います。励まし合ってひとつのチームになっていました」と田中選手がチャレンジ後にコメントした通り、まさに“ワンチーム”となって見事すべての的をコンプリートすることができた。

最後のトークセッションで田中将大選手は、「今年は日本で数多くの自然災害が起き、ヤンキースのチームメイトからも心配の声をかけられていました。そこで帰国したら何かやりたいと思っていたので、今日子供たちと一緒にチャリティーイベントに取り組むことができて嬉しいです。また、今シーズンを振り返ると、なかなかいい投球が続かず悔しい1年でした。個人で様々な目標を持っていると思うけど、全てが上手く行くわけではない。遠回りや失敗を繰り返すことで達成感が大きくなると思う」と自身の価値観を語り、改めて子どもたちへエールを送っていた。

なお、本チャリティーイベントで獲得した150万円の寄付額は、NPO法人千葉県少年野球連盟に野球用具として寄付される予定とのことだ。

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