ビジネスタイムにも使えるブルーグラデーションのダイバーズウオッチ

コストパフォーマンスに優れ、“スイスの良心”とも称えられる時計ブランド「オリス」は、環境を守る活動に積極的なことで知られている。近年のコレクションもエコロジーやサスティナブルをテーマにしたモデルが増えている。そんな背景もあって企画された新ダイバーズウオッチは、湖をヒントにしたもので、水をイメージさせる美しいブルーグラデーションのダイアルが特徴である。

オリス「アクイス レイクバイカル リミテッドエディション」Ref.733 7730 4175-Set 27万2800円/自動巻き(Cal.733)。38時間パワーリザーブ。マルチピースステンレススチールケース&ブレスレット。直径43.5mm、厚さ13.5mm。300m防水。2月下旬発売。世界限定1999本

湖の微妙なブルーの階調を文字盤に表現

バイカル湖はシベリアにある世界最大の淡水湖で、地球上に存在する淡水の約20%を占めるといわれるほど巨大だ。“シベリアの真珠”“生物進化の博物館”とも例えられるなど、この周辺には数千もの動植物が自然生息している。しかしながら産業活動によって深刻な汚染が広がっており、危機的な状況を迎えているという。

環境保護に強い関心を寄せるオリスが発表した「アクイス レイクバイカル リミテッドエディション」は、バイカル湖の環境を守る活動を行っている財団と同社のパートナーシップ締結を記念したスペシャルモデル。高性能ダイバーズ「アクイス」をベース機とし、世界屈指の透明度を誇るバイカル湖のブルーをセラミックベゼル(逆回転防止式)とグラデーションダイアルに表現。落ち着いたカラーリングのため、オンオフ両用できるデザインとなっている。

バイカル湖は1996年に世界自然遺産に登録。世界最古の湖といわれており、最深部は1741mにも及ぶ

針、バーインデックス、ベゼルの基点にはスーパールミノバ夜光が備えられており、夜間や深海でも時刻をスムーズに読み取ることができる。またダイビングスーツの上からの装着を想定した、長さを調整できるエクステンションシステム付きブレスレットをセット。汗ばむ夏にホールドを緩めることも可能で、堅牢性が高く開閉しやすいフォールディングクラスプなので着脱もしやすい。

 

本作はバイカル法が採択された年にちなむ1999本の限定生産で、エコな紙製ボックスに収納されて販売される。なお売上金の一部は、イルクーツク大学の生物学科学研究所が運営する、バイカル湖保全プロジェクト「ポイントNo1」のサポートにあてられる。

 

問:オリスジャパン TEL.03-6260-6876
https://www.oris.ch/jp