漆黒の文字盤に満点の星が煌めく――「カンパノラ」世界限定モデルに込めたロマン

今年のバーゼルワールドでシチズンが発表した、「カンパノラ」コレクションの限定モデル「コスモサイン」、「ミニッツリピーター」がいよいよ8月16日(水)より発売されます。漆黒の輝きが美しい今作は、カンパノラらしく宇宙への憧れや知的好奇心をくすぐるようなテーマを掲げた1本です。

黒が生み出す宙空の美

2000年の誕生以来、他とは一線を画する独創的なデザインとクオーツによる複雑機構を提案し続けてきたカンパノラ。今回の2モデルは“宇宙はなぜ暗いのか?”という問いを原点に、時計をオールブラックにすることで宇宙の「無光空間」を表現しています。

両モデル共に、外装には優れた耐摩耗性を誇る「デュラテクトDLC」を採用。これにより独特の艶と暗い輝きを生み出し、美しい輝きを保ち続けることができます。

またサファイアガラスには、表裏両面にシリコン加工物を多層構造コーティングすることで光の反射を抑える「99% クラリティ・コーティング」 を。文字通り99%の透過率を確保しているので、ケース内に込められた小宇宙をしっかりと堪能することができます。

 

↑シチズン「カンパノラ ミニッツリピーター」43万2000円/Ref.AH7064-01E/クオーツ/直径42mm、設計値の厚さ15.5㎜

日本庭園の水琴窟に着想を得た世界限定200本の「ミニッツリピーター」は、世界でも類を見ないクオーツによる高低2 種類の音で時刻を奏でます。また、朝、昼、晩でアラームの音色も変化。ビジュアルだけでなく音にまでこだわるのは、カンパノラならではといえるでしょう。

文字板のデザインは、水面に滴が落ちてできた波紋をモチーフにしており繊細さがうかがえます。この緻密なパターンは再現精度の高い「電気鋳造」を用いて作り出されたものです。

↑シチズン「カンパノラ コスモサイン」34万5600円/Ref.AO4014-09E/クオーツ/直径44㎜、設計値の厚さ15.5㎜

世界限定350本の「コスモサイン」は、天体の運行を精密にレイアウトされた星座盤によって表示。恒星1027個、星雲・星団166個が文字盤に散りばめられており、まるで満点の星空を見上げているかのようなロマン溢れる1本です。

 

時間を忘れいつまでも眺めていたくなるような新モデルですが、実は着け心地も秀逸。厚みを持たせたバンド部分は竹斑(たけふ)仕様の高級ワニ革を採用しているので、しなやかさもあり腕にフィットします。鑑賞するだけでなく、ぜひ実際に身に着けて宙空の美を堪能してみてください。