スウォッチが映画『007』をモチーフにしたジェームズ・ボンドコレクションに新作登場
1983年にファーストイヤーコレクションを発表した「スウォッチ」は、瞬く間に世界中でブームを巻き起こした。オシャレなデザイン、手を出しやすく複数本を所有できるプライス、使い勝手の良いクオーツ、そして安心感のあるスイス製クオリティなど、長年に渡って支持される理由は様々ある。そんなスウォッチの最新作は、スパイムービーの金字塔『007』の登場キャラクター、“Q”をイメージしたモデルだという。先月発表された過去の『007』作品にフィーチャーした特別モデルとともに、年内公開予定『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』を盛り上げるサプライズとなりそうだ。
ダイアル6時位置に“Q”を配したリミテッドウオッチ
『007』でMI6に所属する“Q”は、ボンドウオッチ(オメガ)やボンドカー(アストンマーティン)といった主人公ジェームズ・ボンドをサポートするための優れたスパイツールを発明するブレーン。イギリスの紳士たる落ち着いた雰囲気の若者で、お気に入りのアールグレイティーを飲みながら装備品のアイデアを練っている。そんな彼をイメージして製作されたスウォッチが、ズバリその名も「Q」である。
Qの時計は、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』でコスチューム・デザイナーを担当したスティラット・アン・ラーラーブとともにデザインされたモデル。ちょっと変わった性格のQのパーソナリティとスタイルには、ステンレススチールケースを纏った伝統的かつ未来的な「スキンアイロニー」と親和性が高いということで、同コレクションがベース機として選ばれた。
タータンチェック柄のブラウンのレザーストラップ、レッドのシャープなエッジ、クオーツムーブメントのメカニズムを楽しめる中央窓をつけたサンブラッシュダイアルを特徴とし、12時位置にスウォッチのロゴを、反対側には“Q”がレイアウトされている。
007 トリビュートコレクションは全6バリエーション
約60年間も続く『007』シリーズの象徴的な作品をテーマとする「007 トリビュート」は、スリリングなミッションと印象的な俳優を振り返るというもの。
本作は映画ポスターやオープニングタイトルからインスパイアを受けてデザインされている。題材とされた過去作品は、ショーン・コネリーがボンドを演じた記念すべき映画第1作『007 ドクター・ノオ』(1962年)、ジョージ・レーゼンビーが唯一ボンド役を担当した『女王陛下の007』(1969年)、実際のスペースシャトル打ち上げよりも先に宇宙へと飛び出した『007 ムーンレイカー』(1979年)、ダイアナ妃から最も原作に近いジェームズ・ボンドと称えられたティモシー・ダルトン主演の『007 消されたライセンス』(1989年)、ソフィー・マルソーの悪役ボンドガールが話題となった『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』(1999年)、そしてダニエル・クレイグが第6代目ボンドを初めて担った『007 カジノ・ロワイヤル』(2006年)の6つの名画だ。
ダニエル・クレイグ最後のボンド役とされる新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の公開は、残念なことに新型コロナウイルス感染症の世界的な広がりによって4月から11月20日(日本)へと延期された。しかしながら、上映に向けてスウォッチが『007』をさらに楽しみなものとするニュースをもたらしてくれた。
問:スウォッチ コール TEL.0570-004-007
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