ウオッチナビ注目の「パネライ」コレクション3選!! 別格の存在感を放つ高機能ダイバーズの魅力をひも解く
「PANERAI(パネライ)」は、1936年の試作機を経て、1938年に世界初の軍用ダイバーズウオッチを完成させた歴史ある時計ブランドである。かつてはイタリア海軍の装備品として機密扱いにされてきたが、1993年に最初の民間向けモデルを発表すると爆発的な人気を獲得。現在ではダイバーズの代表格として知られている。今回は、フラッグシップシリーズ「ルミノール」の高機能な3モデルについて解説。
“旅時計”としても使えるセカンドタイムゾーン表示を搭載
パネライ「ルミノール GMT-44MM」Ref.PAM01033 106万7000円
先端が三角形のGMT針がセットされた4針式のルミノール。自社製の自動巻きムーブメント、キャリバーP.9011を搭載しており、パワーリザーブ表示を文字盤ではなくシースルーバック側に備える。文字盤側に備える自社製キャリバーP.9012モデル(Ref.PAM01321など)も存在する。本機はサンドイッチ構造のダイアルを、ブルーのサンブラッシュに仕上げた2019年発表作。ステンレススチールケース。アリゲーターストラップ。直径44mm。30気圧防水。
9時位置にスモールセコンドを配したスタンダードモデル
パネライ「ルミノール マリーナ-44MM」Ref.PAM00978 102万3000円
リューズプロテクターを右サイドに配した「ルミノール マリーナ」の基本モデルで、ブルーの小針がセットされた9時サブダイアルで秒を表示する。同社では珍しいヘアライン仕上げのシルバーダイアルは、2019年に新加入。力強い植字インデックスや新しいメタルブレスレットとも好相性だ。自動巻き(自社製Cal.P.9010)。ステンレススチールケース(シースルーバック)。直径44mm。30気圧防水。
左にプッシャーを配置したフライバッククロノグラフ
パネライ「ルミノール クロノ フライバック-44MM」Ref.PAM00524 135万3000円
リューズプロテクターの意匠を損なわないよう、フライバック機能(ストップウオッチ計測中にリセットボタンを押すと、瞬時にクロノグラフ針がゼロリセットされ、再び計測を行う機能)付きクロノグラフのプッシュボタンをケース左サイドに設置。細いクロノグラフ用の分針は視認性に優れるステップ運針で、秒針はブルーに色分けして共にセンター軸にセットされている。9時位置にスモールセコンド。自動巻き(自社製Cal.P.9100)。ステンレススチールケース(シースルーバック)。直径44mm。10気圧防水。
◆このパネライにも注目◆パネライ「ルミノール ドゥエ-38MM」Ref.PAM00755 73万7000円 “デカ厚ブーム”を生み出したパネライが、2016年に発表したエレガントな薄型ライン。ケースは38mm、42mm、45mmの3サイズを展開しており、薄さが特徴のムーブメントを積んでスリムな設計を実現している。自動巻き。ステンレススチールケース。3気圧防水。 |
問:オフィチーネ パネライ TEL.0120-18-7110
https://www.panerai.com/