《ウオッチナビ厳選》スリムかつ複雑なオクタゴンケースに、ブルガリなりの芸術性を表したタイムピース

1884年にギリシャ系の銀細工師、ソティリオ・ブルガリがローマに宝飾店を開いたことを起源とする「ブルガリ(BVLGARI)」は、ジュエリーで名を馳せ、現在ではメンズウオッチも展開している。その主力コレクションのひとつが、薄型設計における世界記録を計5回も更新した「オクト」だ。この売れ筋から、注目度の高い3本に焦点を当てて紹介する。

マットブラックの超薄オールセラミック

ブルガリ「オクト フィニッシモ オートマティック セラミック」Ref.103077 184万6900円
イタリア語で「一番薄い」を意味する“フィニッシモ”ラインの3針オクト。2.23mm厚という世界最薄の自動巻きキャリバーBVL 138 フィニッシモを搭載する。外装はケース、ブレスレット、ダイアル、リューズ、バックルもすべてサンドブラスト加工のセラミック製。自動巻き、毎時2万1600振動、60時間パワーリザーブ。セラミックケース(シースルーバック)&ブレスレット。直径40mm(厚さ5.5mm)。3気圧防水。

 

黒づくめのハイビート・クロノグラフ

ブルガリ「オクト オリジナーレ クロノグラフ」Ref.103027 127万6000円
セラミックベゼルとDLCケース、ブラック夜光を採用してオールブラックにまとめたクロノグラフ。個性的な八角形のデザインに、リューズガード調のプッシュボタンが良く馴染む。毎時3万6000振動のキャリバーBVL 328 ヴェロチッシモを搭載。自動巻き、50時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース(ブラックDLC加工、シースルーバック)。ラバーストラップ。直径41mm。10気圧防水。

 

あえてスポーティ感を抑えた超薄クロノ

ブルガリ「オクト フィニッシモ クロノグラフ GMT」Ref.103068 207万3610円
わずか6.9mm厚の自動巻きクロノグラフ最薄モデル。しかも9時位置のボタンで現地時間を操作できるGMT機能付きで、本国時間は3時位置の24時間表示が担当する。外装のチタンはサンドブラスト仕上げとし、独特の質感と色を表現した。自動巻き(Cal.BVL 318)、毎時2万8800振動、55時間パワーリザーブ。チタンケース(シースルーバック)&ブレスレット。直径42mm。3気圧防水。

 

◆ブルガリといえば、こちらの“定番”もお忘れなく◆

ブルガリ「ブルガリ・ブルガリ ソロテンポ」Ref.102928 50万500円
古代ローマのコインから着想を得たベゼルのダブルロゴが、1975年から続くブルガリウオッチの歴史を物語る旗艦ライン。新世代の黒文字盤にはロゴがなく、初期モデルを彷彿とさせるマットなグレイン仕上げだ。45年間のブルガリの時計作りを象徴。自動巻き(Cal.BVL 191 ソロテンポ)。ステンレススチールケース&ブレスレット。直径41mm。5気圧防水。

 

問:ブルガリ ジャパン TEL.03-6362-0100
https://www.bulgari.com/ja-jp/