エルヴィスが愛したベンチュラに「007」シリーズ―映画界で存在を放つ時計たち
映画と腕時計は切っても切れない関係。ヒーロー、ヒロイン、はたまた悪役の腕元でキャラクターの個性を発揮させ、同じモデルでも作品ごとに違う表情を見せてくれます。そこで今回は過去にご紹介したものの中から、映画界と縁の深いモデルや、スターが身に着けて話題となったモデルをご紹介します。
エルヴィス・プレスリー「ブルーハワイ」
多くのハリウッド俳優をファンに持つハミルトンの「ベンチュラ」ですが、中でもエルヴィス・プレスリーが公私共に愛用していたのは有名な話です。1961年に公開された主演映画「ブルーハワイ」でベンチュラを着用したエルヴィスは、すっかり魅了されてしまい、ブレスレットをカスタマイズするなどして楽しんでいたようです。
ジェームズ・ボンド「007」
名作「007」シリーズで主人公のジェームズ・ボンドが身に着ける時計で有名なのが、オメガの「シーマスター」。「007」=シーマスターというほど、アイコン化したこのシリーズは世界中で高い人気を誇っています。映画にとって節目の年となった2017年の7月には、ボンドの名誉ある“コマンダー”の階級に焦点を当てた限定モデルが製作されました。
ビートたけし「 GHOST IN THE SHELL ゴースト・イン・ザ・シェル」
ハリウッド映画「 GHOST IN THE SHELL ゴースト・イン・ザ・シェル」で、スカーレット・ヨハンソン演じる主人公・少佐の上司役を演じたビートたけしさん。左腕にはスイスの独立系時計ブランドアーティアのロシアンルーレットという人気モデルを身に着けていました。サイバーパンクな近未来を描く同作の世界観にピッタリなこのモデル、気になった人も多いのではないでしょうか?
キアヌ・リーブス「ジョン・ウィック:チャプター2」
チャド・スタエルスキ監督が初めてメガホンをとった「ジョン・ウィック」、そして2作目の「ジョン・ウィック:チャプター2」共に、自社製品を提供しているブヘラ。キアヌ・リーブス演じる主人公のジョン・ウイックは、シルバーダイヤルとブラックアリゲーターストラップを組み合わせた「マネロ オートデイト」を着用しています。
小道具の一つでありながら、ときに物語のカギを握る重要なアイテムに変身したり、観客に夢を与えたりと、大きな役割を担っている腕時計。皆さんのお気に入りの映画も、改めて時計に注目して観ると面白い発見があるかもしれませんね。