今なお古さを感じさせない8角形フォルムの傑作時計「ロイヤル オーク」に新サイズが加入
1875年にスイスで創業された「オーデマ ピゲ(AUDEMARS PIGUET)」は、世界三大時計ブランドの一角に数えられる名門である。とくにメジャーな「ロイヤル オーク」は、“ラグ・スポ(ラグジュアリースポーツウオッチ)”という革新的なカテゴリーを確立した傑作ウオッチとして知られているが、今回新たに34mmのスモールサイズがコレクションに加えられた。
腕時計デザインの鬼才、ジェラルド・ジェンタが創出した意匠
オーデマ ピゲが1972年に発売した「ロイヤル オーク」は、世界初のステンレススチール製ラグジュアリースポーツウオッチとして生まれた。8角形ベゼルにセットされた8つの6角形ビス、グランドタペストリーと名付けられた立体模様を施したダイアル、そしてケースと一体化したブレスレットが特徴で、現在も圧倒的な支持を得ている。
そんな独創的なスタイルを生み出したのが、イタリア系スイス人のチャールズ・ジェラルド・ジェンタだ。彼はオメガの「コンステレーション Cライン」、パテック・フィリップの「ノーチラス」、IWCの「インヂュニア SL」など、著名なタイムピースのデザインも手掛けている。数多くの名作のなかでもロイヤル オークは特別な存在といえ、“時計界のピカソ”と称えられる根拠になったモデルなのである。
ロイヤル オーク初の34mmモデルは4種のバリエーションを用意
発売されたばかりの「ロイヤル オーク オートマティック(34mm)」は、同コレクションのDNAを継承しつつ、ユニセックス的に使用できるスモールサイズへとコンバートされた。小型化といってもその高級感や機能性が損なわれることなく、ミニマルになったことでフォーマルシーンによりマッチしやすくなった。
ケースバリエーションはステンレススチール、ステンレススチール+18Kピンクゴールドのコンビネーション、ベゼルにダイヤモンドを散りばめたステンレススチール、同じくベゼルにダイヤをセットしたフル18Kピンクゴールドという4モデルをラインナップ。これらには34mmケース用に開発された自社製の自動巻きムーブメント、キャリバー5800が搭載されている。
問:オーデマ ピゲ ジャパン TEL.03-6830-0000
https://www.audemarspiguet.com/ja/