ガーミンのスマートウオッチが待望のスイカ対応! ターゲットはApple Watch超え!!
GPSデバイス分野のリーディングカンパニーであり、高性能なスマートウオッチも輩出している「ガーミン(GARMIN)」が、一部モデルでJR東日本が提供している「スイカ(Suica)」に対応することとなった。これまでApple Watchのほぼ独占的だった機能が、ガーミンの時計でも利用できるようになる。果たして圧倒的なシェアを切り崩す一手になるのか。
新発売の「Approach S62」から既存のガーミンペイ対応モデルまで、待望のスイカ対応!!
JR東日本が、5月21日よりガーミンジャパンの発売している一部のスマートウオッチで、スイカが利用可能になることをアナウンスした。スイカのICカードと同じく、「ピッ」のワンタッチで駅の改札機を通過できたり、買い物の支払いができるようになったのだ。
その登録もチャージも、ユーザビリティを追求して簡略化されている。Google Payのアカウントを作成し、普段使っているクレジットカードなどの情報を登録。その後、スマートフォンアプリ「Garmin Connect Mobile」のGarmin Payからスイカを選び、紐づけるといった流れ。
チャージする金額はGoogle Payに登録したクレジットカードから引き落とされる仕組みになっており、残金不足の場合もGarmin Connect Mobile上でチャージできる。わざわざ改札の券売機でデポジット入金する手間が省ける。
残高表示はもちろんのこと利用履歴も確認可能で、鉄道だけでなくコンビニなどで支払ったぶんの金額も表示される。そのほかにも払い戻し(手数料200円)ができ、JR東日本が提供する「タッチでGo!新幹線」や「新幹線eチケットサービス」、JR東海の「スマートEX」にも対応するなど、在来線や新幹線の利用者にとって利便性の高い機能となっている。
≪利用可能な機能・サービス≫
≪Garmin Payのスイカ対応モデル≫
フラッグシップモデル「fēnix 6シリーズ」やゴルフウオッチの最新作「Approach S62」、最大5日間持続するロングバッテリーの「vívoactive 4」などがスイカに対応。これ以降に発売されるキャッシュレス機能を搭載した日本仕様モデルについても利用できる予定になっている。
●Approach S62シリーズ
●fēnix 6X シリーズ
●fēnix 6X Pro Dual Powerシリーズ
●fēnix 6Sシリーズ
●fēnix 6 シリーズ
●Venuシリーズ
●vívoactive 4/4Sシリーズ
●vívomove 3/3Sシリーズ
●vívomove Style/Luxeシリーズ
●Legacyシリーズ (Darth Vader / Rey / First Avenger / Captain Marvel )
※詳細については、ガーミン公式サイトの特設ページ(https://www.garmin.co.jp/minisite/garmin-pay-suica/)に掲載。
ゴルフ好き必見! 稼働時間が倍増したGPSゴルフウオッチが誕生
スイカ対応の発表に加えて、新しいGPSゴルフウオッチもリリースされた。最上位モデルとなる新作「Approach S62」は、過去のショットの履歴から推奨クラブを示す「バーチャルキャディ」機能を搭載。ベゼルに傷がつきにくい硬質セラミックを用いたスタイリッシュデザインで、スイカにも対応していることから普段使いの時計としても違和感なく着用可能である。
また、別売りの「Approach CT10」をゴルフクラブのグリップエンドに装着して本機とリンクさせることで、ラウンド中のすべてのショット位置、飛距離、使用クラブの番手が専用アプリに記録できる。このクラブトラッキングセンサーに代表されるように、本機は多彩なゴルフ機能を備えている。まさに敏腕キャディ並のサポートが期待できる。
問:ガーミンジャパン TEL.049-267-9114
https://www.garmin.co.jp/