《10万円+αの“夏”時計》レインボーIP処理によってオンリーワンのG-SHOCKに!! 2020年バージョンは“火山雷”の美と力強さを表現
先月、フジテレビ「奇跡体験!アンビリバボー」で放送された『世界を変えた日本人スペシャル』では、「G-SHOCK」のヒストリーが紹介された。開発者・伊部菊雄さんが試行錯誤の末に生み出した唯一無二のタフネスウオッチは、いまや世界中で愛用されている。ブームの火付け役となった多様なデザインの魅力についても触れられていたが、いま再び衝撃作が誕生を迎えた。テーマはずばり、“火山雷(かざんらい)”。夏の腕元に個性を与えるユニークピースだ!!
カシオの加工技術が冴えわたる「レインボーIP」! 今度は“火山雷”を表現!!
昨年、MT-Gシリーズは誕生20周年を飾り、記念として「ルナレインボー -月虹- MTG-B1000RB-2AJR」がリリースされた。神秘的なカラーリングは予想以上の反響を呼び、ネットではプレミアム価格が付いている。このモデルの外装加工には個体ごとにカラーの差が出る「レインボーIP」が使われ、その魅惑の特別感によって瞬く間に完売を記録した。新作「MTG-B1000VL-4AJR」はこの技術を用いるMT-Gの第2弾になる。
IPとはイオンプレーティングの略称で、金属の蒸着表面処理の一種。イオン化した金属をケース表面に蒸着させ、美しい色合いを安定の品質で生み出す加工技術である。密着性や耐久性も高いことから、宇宙開発分野でも使われている。カシオではメタルパーツを特殊なカラーに仕上げる際に利用しており、レインボーIPは2017年に「ラバーズコレクション LOV-17B-1AJR」のベゼルアクセントに用いられたこともある。
これらで培ったIP処理はさらに自由度の高いカラーを創出するレベルへと達し、新作ではベゼルを代表ディテールとして各所に異なる加工がされている。ベゼルはレインボーIP、バンドピースはレッドIP、ビス・尾錠・遊環はカッパーIP、ボタン・リューズはブラックIPの計4種類の使い分けによって、個体ごとのカラーの差を深め、大自然の驚異と美しさの象徴ともいえる“火山雷”を表現した。
なお、ベースモデルのMTG-B1000シリーズは、新コアガード構造を採用した耐衝撃メタルボディに、スマートフォンリンク機能やマルチバンド6、タフソーラーを搭載。その上で従来機(MTG-S1000シリーズ)と比べてケースは縦2.8mm、横1.8mm、厚さ1.1mmの小型化を実現。より実用的なMT-Gとして高い人気を誇っている。
MTG-B1000シリーズの核心「新コアガード構造」とは?MTG-B1000シリーズの完成は、新コアガード構造の開発にある。メタルプレートを上下に配し、この中にカーボンファイバー強化樹脂製のセンターケースを備えることで、ダウンサイジングと軸ではなく面で支える耐衝撃構造を両立することが可能になった。 |
語りどころ多きクリエーションの数々
アナログ表示の文字盤も実に色彩豊か。ブラックの地にゴールドのインデックス、レッドの時針、ブルーの分針、ホワイトの秒針をセット。3つのインダイアルリングはブルーからパープルへと変調するレインボー蒸着がされ、ボディに合わせたマルチカラーフェイスが形成されている。
こうした鮮烈な外観と革新的なMTG-B1000シリーズを融合した本機は、希少なリミテッドモデル(数量不明)であり、世界中で争奪戦が予想される。昨年発売の「MTG-B1000RB-2AJR」でも好評だったレインボーIPが施された専用ボックスが、「MTG-B1000VL-4AJR」仕様で今回も付属されるとも聞く。
断続的な噴火を続ける鹿児島の桜島などでは、火山雷が目撃されたりカメラに収められたりしている。噴火で上昇した水蒸気や火山灰が、大気との摩擦で電気が発生し放電する現象は、まさに自然が生む究極の美。耐衝撃ウオッチの究極型であるG-SHOCKとは、偶然ではなく必然の出会いだったのだ。
MTG-B1000VL-4AJR/スペック一覧
●トリプルGレジスト(耐衝撃構造・耐遠心重力性能・耐振動構造)
●ねじロック式リューズ
●タフソーラー(ソーラー充電システム)
●マルチバンド6(世界6局標準電波受信機能)
●モバイルリンク機能(対応携帯電話とのBluetooth通信)
●針位置自動補正機能
●ワールドタイム(世界27都市、ホームタイムの都市入れ替え機能)
●ストップウオッチ
●タイマー
●時刻アラーム
●バッテリーインジケーター表示
●パワーセービング機能
●日付・曜日表示
●フルオートカレンダー
●ホワイトLEDライト(スーパーイルミネーター、残照機能付き)
●ネオブライト
問:カシオ計算機 お客様相談室 TEL.03-5334-4869
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