アベンチュリンに奥行きを与える美しい文字盤。およそ230年もの歴史を紡ぐ、スイスの老舗「ジラール・ぺルゴ」の技
幕末の動乱期、日本国内に初めて正式輸入された時計として知られる「ジラール・ペルゴ(GIRARD-PERREGAUX)」は、来年創業230周年を誇るスイスきっての老舗ブランドである。伝統的な時計製造技術を受け継ぐ一方で、革新をもたらす存在として常に時計界をリードしてきた。2020年もシンプルな3針式からユニークなクロノグラフ、超絶機構を積んだ複雑モデルまで多彩な新作を発表している。
オリオン座の3つの星にちなんだ神秘的な佇まい
2019年のキャッチフレーズ「アース・トゥ・スカイ」を越えて、今年は宇宙まで到達したかのような、星空をアベンチュリンを駆使した文字盤で表現した「1966 オリオン」の三部作を発表。本機1966シリーズは、誕生50周年だった2016年のアップデートによって品格あるすっきりした表情を獲得したが、それを見事に生かしたデザインとして完成度の高さを見せている。
その細部にも注目を! 超薄型のアベンチュリンダイアルの外縁を、繊細なドーム形状に加工した技術力はさすがといえる。表情に奥行きが生まれ、美しさが際立つ!!
満天の星空をアベンチュリンダイアルに再現
ギリシャ神話をモチーフに、オリオン座を思わせる深いブルーのアベンチュリンダイアルをセット。その外周部を流麗なドーム状とし、繊細なシルバーのインデックス&指針に組み合わせて壮麗なアートピースに仕上げた。
ユニークな外装マテリアルを纏ったスポーツクロノグラフ
カーボンとグラスファイバーを結合させた特許取得のカーボンガラスは、スチールの100倍の硬度を誇る。モデル名の通り、“岩”のような質感が特徴で、ケースへの採用によって躍動感あふれる模様を獲得し、強烈な存在感と個性を実現した。
極めてクリアなケースにGP固有のメカニズムを搭載
サファイアクリスタルディスクからハイテク工作機で削り出した美しいケースの製作には、磨きも含めると数百の工程、200時間を要する。サファイア製ブリッジを使った透明感あふれるデザインの中に、トゥ―ルビヨンが浮かんでいるように見える。
「ジラール・ペルゴ(GIRARD-PERREGAUX)」について創業年:1791年 マニュファクチュールで知られる名門ウオッチブランド。現在でもトゥールビヨンやミニッツリピーターなどの複雑ムーブメントを自社製造している。代表作に、シンプルでシックな角型「ヴィンテージ1945」や「1966」、ラグジュアリースポーツとして人気の「ロレアート」を揃えている。 |
問い合わせ先:ソーウインド ジャパン TEL.03-5211-1791
https://www.girard-perregaux.com/ja