復刻が得意なウオッチブランド「ブローバ」が、“サーフボード”の顔をしたレトロモダンなクロノグラフやクラシックミリタリーウオッチを発売

例年ならばスイスで開催される世界的な時計見本市にて、ウオッチブランド各社は新作を発表する。しかし今年は新型コロナウイルス感染症の影響により、これらは中止や延期となり、代わりにインターネットでニューモデルを公開するブランドが登場した。そのような形式を採った時計メーカーより、アメリカにルーツを持つ「ブローバ(BULOVA)」の2020年新作を紹介。

 

過去の偉大なアーカイブを現代に蘇らせる意義

1875年にアメリカのニューヨークで誕生したブローバは、数々の傑作を世に生み出してきた名門ウオッチブランドである。同社の時計はアンティーク市場でも高く評価されており、現行でも「アーカイブスシリーズ」と名付けた過去の名作をモチーフとする復刻モデルが人気を呼んでいる。その最新作が、“サーフボード”。再現レベルが高く、非常に希少な注目機だ。

 

1970年代の人気クロノグラフをスイスメイドで復刻

「クロノグラフA “サーフボード”」Ref.98A251 33万円/自動巻き(スイス製)、毎時2万8800振動、48時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース&ブレスレット。直径38.5mm(厚さ16.7mm)。20気圧防水。世界限定350本

過去の人気モデルを復刻するアーカイブスシリーズから、サーフボードのような文字盤デザインが特徴のクロノグラフが発表された。モチーフとなったオリジナルは1970~71年にのみ販売された希少モデル。日本国内では一部のブローバ取り扱いショップで販売される。

 

パイロットウオッチ「A-15」の特殊な計測機能も再現

「ミリタリー」Ref.96A245 6万9300円/自動巻き、毎時2万1600振動、42時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース、カーフストラップ。直径42mm(厚さ14.1mm)。3気圧防水

短期間だけ生産され、米軍飛行士に愛用された幻のパイロットウオッチがベース。2時位置のリューズで文字盤外周の分表示を、4時位置のリューズで文字盤内周の時表示を回転させて経過時間を計測する。

 

ブローバ(BULOVA)」について

創業年:1875年
創業者:ジョセフ・ブローバ
創業地:アメリカ/ニューヨーク
現CEO:ジェフリー・コーエン

米国に誕生し、1960年の音叉式電子腕時計アキュトロンで電子分野でも高い技術力を発揮。カーブしたムーブメント&ケースが特徴のカーブウオッチを2016年に発売するなど、数々の“世界初”を生み出している。

 

問い合わせ先:ブローバ相談室 TEL.0570-03-1390
https://bulova.jp/